海外への転勤

取引会社の社長中国への突然の転勤との事。
本社命令との事でした。仕事関係だけでなく別団体での
交友もあり又出身高校では、後輩に当たる彼。たぶん56歳に
なっていると思う。本社役員の辞令と同時の転勤である。
過去にも七年ほどのアメリカ勤務を経験して、子会社の社長に
任命され、今度は中国の会社を面倒みてくれと言う話らしい
今までの会社規模より5倍くらいの規模と言う。
優秀で有るがゆえに、その役回りが巡ってきたのでしょうが
カウンターで席を並べて、水割りを交わしながら彼の白くなった
頭髪を眺めながら、エリート人生も楽ではないなあーと
思いつつ、「2、3年で帰れるかな」と呟いていた彼の眼に
激しい今の日本の企業事情が感じられた。
「健康にだけはきおつけて」そんな事しかいえない自分が
歯がゆかった。人生の枝道とはいえちょつとつらい。
勿論単身赴任だという。

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