弁慶と牛若丸の手法

真意は定かでないが、ご飯粒を潰して糊を作る方法に
弁慶は一度に茶碗一杯のご飯を潰ぶして糊を作ろうとし
牛若丸は一粒一粒づつ潰して糊を作ろうとしたと言う
結果は牛若丸のやり方が早くて、良質な糊が出来たという
弁慶のは潰されない粒粒が沢山残り、糊が出来るのが遅く
粗悪な糊が出来上がったという。
物事の計画や、やり方を揶揄して弁慶と牛若丸の体型や
心のもち方をかんがみて、このような謂れが語られたのだと
思うが、今つくづく牛若丸方式の大切さを思う。
とかく様々なことに対しても、あれもこれもと能力以上の
計画を立て、消化不良を起こし計画全体に支障を起こしたり
大言壮語を言いぱなしで、責任も取らない政治家や
虫食いのように手をかけて、物にならなかった事業や
とかく弁慶方式の手法が世の中溢れているように思う。
今日の朝礼で、仕事のやり方をもう一度見つめなおし
確実に一つ一つをやり遂げることの大切さと目的をしっかり
見つめなおして、やりなさいと会社幹部に通達をした。
それには確実な計画ときめ細かい、配慮が必要であり
思いつき手法でやってはいけない。
社内トラブルが発生したとき、原因や手法をきっちり分析しないで
その場限りで対処するから、再度発生する。
もちろん幹部への教育が、まずかったのかも知れない
改めて自己反省の日でした。

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