商社の景況予測

盆明けの景況予測を訪れた商社マンは、製造業の忙しさは
業種によっては格差が大きくなっているが、家電、半導体
自動車関連については、かなり忙しさが加速してきていると
言う。国内、海外の別はあるが設備投資も大型の計画が
秋口から、来春に向けて活発に立てられているという。
平均に活発化しているのではなく、ポイント的に飛び出ている
企業が多いらしい。特に設備関連は海外への出荷が
今後増大するらしい。裏を返せば部品生産拠点が東南アジア
地域に、移す計画のメーカーが増大しているとも取れる
国内で設備を動かすのも、半年くらいの稼動で問題がなければ
そのラインをそっくり、海外移転で海外生産に切り替えると
話していた。その原因が円高で国内生産では立ち行かない
国内メーカーの条件悪化がある。電力不足、電力代の高騰への
不安、法人税の値上げへの不安、唯でさえ海外との比較で
全ての面で高い条件下での国内生産では、経営悪化に拍車を
かけるからからだと言う。"角を取って牛を殺す"施策を
政府は何時まで続けるのだろう。

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