六月一日、夢とプライド

仙台九時の約束で、二名の社員が顧客先に納入装置稼動の
ため朝6時半ごろ出かけた。ご苦労様である
最近出張が多い、装置仕様の打ち合わせやら見積もり資料の
検討やら、顧客の要望項目が細部にわたって、多くなって
来てるのと、コストの削減要求が強くなってきている。
我々が手がける産業用装置は、リピート品が非常に少なく
殆どが一品物で、仕様打ち合わせに始まって設計から据付
まで約三ヶ月を要する。部品種類も平均1000点以上あり
設計陣にとっては毎日、身を削る思いで設計に当たっている
見積ミスが大きな損害をこおむる事もしばしばで、リスクの
大きな職種であることは間違いない。
しかしながら、物を作ってそれが稼動しラインの中で
製品が順調に流れ出す光景を見たときは、喜びひとしお
自分達で作った機械が、家電メーカーや自動車メーカー
の工場で稼動し、それらの機械で作られた製品が世界に
輸出されている。それを思うと社員たちの心にはプライド
と限りない"ものづくり"への夢が、広がる
少々のリスクがあっても、撤退できない分野だと思っている
常に勉強し、ノウハウを蓄積し儲からなくてもプライドと
夢を社員たちに持ってもらう。さて今日も頑張るか。

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