減産が続く県内製造業

県内における車関連部品の製造業の受注減がいっそう
ひどくなっているようであり、加工部品、プレス部品
電気部品等の全般にわたって、大きく減産を強いられて
いるようであります。一部の製造業を除いて四割から五割の
受注減が続き、関連する運送関係にとっても運ぶ品物が
少なく困っていると聞く。秋口には回復する予想らしいが
それまでの維持にどう対処するかが頭の痛いところ。
震災で看板方式の綱渡りが、在庫無しと言う余裕のない生産
のもろさを暴露している
其の上福島原発事故により放射能の危機感が強く
原発五十キロ以内には、近づきたくないと言う思いもあり
製造業における福島との交流も、あまり芳しくない。
震災被害の無い企業は、受注残を抱えて4月末までは
通常の生産活動を行ってきてるが、連休明けから生産計画
が、立てられないと言うのが大手メーカーの情況と言う。
東日本に集中していた部品を他の地区か海外への転換かで
迷っている企業が多いという。
何はともあれ六月が分岐点になりそうである。

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