古い友人からの心温まる便り(1月7日)

朝日新聞のシリーズ記事、"ニッポン 人・脈・記"
の今年第一回に1月4日付けの朝日新聞夕刊(全国紙,
当地は5日の朝刊)に私の事を記載していただいた。
それを読んだ方々から懐かしいと、メールやら封書、葉書
等々をいただき、私も其の人達とお付き合いさせて
頂いていた、十数年前を懐かしく思い浮かべていた。
経営のいろはを教えていただいた、森先生或いは
代表取締りとして、当地の会社を仕切っていた小田嶋さん
いずれも、私の年代と同じか少し先輩の方々。
現役を離れて、個人的に社会の中で生き生きと
頑張っておられる様子でした。
平泉の戦いで、義家に攻め立てられ、「衣の舘は破れたり」
と叫ばれた安倍貞任は、悠然と「歳を経し糸の乱れの
苦しさに」と上の句を読んだという
句のとる意味は、違うでしょうが大好きな句であります
特に安倍貞任の上の句、今敗れて命を失うかも知れない
情況の中で、心の穏やかさと言うか、教養の高さというか
自分の事を全体の中の一人として、全体の情景を分析し
歌に詠んでいる。
古今東西をかまわず、人は肉体的には歳月と共に
衰えていくのは、止めようもない、しかし心の衰えは防ぐ
事が出来ると思います。尚且つ体尽きるまで豊かさを
膨らませる可能性を持っていると思う。
良き知人、良き友人を持つことこそ、その極意であろうと
古き友人の便りに、目を通している今日という日で在ります。

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