草むらで鈴虫ならぬ携帯が鳴いていた

昨夜二箇所ほど知人の事務所を、訪ね懇談して帰宅し着替えしていて
携帯がないのに、気付いた。会社にでも置き忘れたのかなと
会社に言ってみてもない。別に今日は使用もしてない
色々考えてみたら、知人の事務所を訪問した際帰り際に暗い
駐車場で、何かにつまずいて転びそうになったのを思い出した。
最近足元が弱っているせいか、ちょっとした地面の変化にも
つまずく。さっそく長男に手伝ってもらいながら、躓いた
現場付近で、携帯を掛けてもらったら、木の根元の草むらで
光ながら闇夜で携帯が泣いていた。馬鹿な話だが携帯がこれほど
愛しく思えたことはなかった。

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