高学歴社会の高校教育システムに一言

今西置賜学区の高校編成が、少子化現象の中で廃止統合を
含めて、其の募集人数を大きく減少させようと、県教育委員会は
様々な案を施策を練っているようであるが、そもそも高校教育の
根本は、時代背景にあっていない様に思われる。
高校卒業後、大学に進学希望が約七割に達していると、言われているが
それは、高学歴社会の風潮としては、うなずける点もあるが
すべて子供たちの希望であるかどうかは、はなはだ疑問であり
殆どが、父兄の希望であるかの様に思われる
高校教育を司る、教育委員会の考え方も根本的なものは、従来と
変わらず、数合わせの編成を起案してるに過ぎないように思える
相変わらず普通科教室数と、実業科教室数の比率は7対3の割合
である。又大学進学にしろ普通科を出てないと中々受験が
難しいシステムである。推薦入学という事もありうるが
推薦枠が小さいため、微々たる進学数に終わる。
今の教育システムは、子供たちの社会に出る年齢をどんどん
高齢化に移行する方向に、舵を取っているように思えてならない
職業意識を教育する、実業高校の教室数を減らすことで、少子化の
穴埋めをするような、考え方はいかがな事と思える。
競争激化のグローバルな、国際情勢の中で頭でっかちな、次世代が
大半を占めるような状態になった場合、この国の将来や
この地域の将来に、憂いと不安を感ずる。

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