形式の崩壊

10月~11月にかけて、比較的婚礼が多い時期であります
しのぎやすい天候と、実りの豊かさの中で
米などの収穫作業を終え、気持ち的にも余裕の
ある時期が最適と言う、昔からの生活の知恵が
婚礼の時期は、晩秋から初頭の時期がいいと
継承されてきたものと思われます。

結婚の形は、昨今では我々の時と違い大分
変化しているように思います。
入籍だけで式を挙げないカップルが、とても多く
なってきている。費用の問題でもあるのでしょうが
新婚旅行だけは、年々豪華になり殆どのカップルが
海外に出かけている。例え式を挙げたとしても
仲人を立ててという式は、全体の多くて二割だという
社会に「私達は結婚しました」と言う宣言し
初めての協同作業を味わい、その基礎の中で
社会生活のルールや、連帯連携の重要さを体験していく
のであろうが、昨今は結婚にもそれが希薄さが
感じられる。個人のことだけだから周りは関係ないだろう
的感覚の若者たちが、増えているが何事にも
形というものがあり、それらを実践してこそ
社会の中での孤独感や空しさを、将来味わう事の
ない老後を迎えられると思います。

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