求職活動

今年も就職希望高卒の入社試験が、真っ盛りである
昨年同様かなりの、激戦情況であり各職業系高校の
進路担当の先生方は、大変な苦労を強いられている
中々最近の面接時における、人事担当の人達の目が
いつになく今年は厳しいという。
成績も、礼儀正しい挨拶等を面接で行なったとしても
入社後に必ずしも成長するとは限らない。
面接用のメッキが剥がれるからである。
我が社においても、大体入社後三年を経過して
初めて当人の評価が決まってくる。
A君は工業系ではなく、農業系の高校を卒業し
当社に入社して三年半、当初面接で農業系ではと
躊躇したのですが、父親に関する作文を見て
日頃の父親の自分に対する接し方とか、躾或いは
父親自信の行動なりを、書き記しそれと同時に
自分はそんな父親を、どう見てるか、そして
自分も家庭を持ったら、父親の様な父親になりたい
と結んであった。その作文が決定打になって採用したの
でしたが、案の定最近めきめきと頭角を現し
工業系卒の先輩方を、ごぼう抜きに追い越す
成長の早さである。

社会に出てから、自立出来ない人や、うぬぼれと
自信過剰の中や、エリート意識過剰でおぼれて行く
人達がいる中で、褒めてあげたい。
"三つ子の魂百まで"と言う諺があるが
入社試験の真っ只中で、就職難がいかに
吹き荒れていようが、躾をしっかり受けて育ってきた
学卒者は、大丈夫乗り切ることが出来ると思う。
だからこそ、学校の責任でもない、景況の責任
でもない、我が子の進路の責任の大部分は親の
子育てにあると、私は考える。

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