人生の卒業式

朝何気なく、新聞の"おくやみ"欄を眺めていた。
そこに同級生の名が掲載されていた。
68歳の春彼女の人生の卒業式である。
小学生時代の顔から、十数年前の同級会の時の
笑い顔まで、走馬灯のように頭の中で、駆け巡った。
人は皆その時を、必ず迎えなくてはならないが
きっとまだまだ、現世に留年したかったに
違いない。来世への再生を心から祈るばかりで
す。

この記事へのコメントはこちら

以下のフォームよりコメントを投稿下さい。
※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。