なごり雪
夕べの雪が、雪囲いの取れた"どうたん"や"つつじ"の
上に花が咲いたように、そっとまばらに降り注いでいた。
朝日があがるまでの、束の間の姿である
都会地では桜の開花の中で花見などで
花の季節に、人々の賑わい等で春は深くなっているが
ここ雪国では、春は一度に訪れ梅や、水仙、桜、万作
等の花々が、一緒に一斉に開花する。
待ち焦がれた、花々の季節がもうすぐ目の前である。
そんな中での、名残雪の"しぐさ"がいと哀れに思える。
2010.03.29:[創業者の記憶 ~吉田功~]
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