福は内鬼は外

"節分に涙交じりの名残雪"

今日は節分、明日立春
天気は雪。

節分の日は母親が豆を炒ってくれ、
私達子供は鬼の面を作り、父親がその面を
かぶり、鬼の役になり私達が「福は内鬼は外」
と叫びながら、借家住まいの狭い部屋を
駈けずり回った遠い日を思い出す。
父親も亡くなってから三十年、母親も七回忌
を迎えようとしている。
私もいつの間にか、父親の亡くなった年を
超えてしまった。
貧乏暮らしの中での、節分の日の父親の
やさしさが、思い起こされる。
そういえば、近頃忙しさにかまけて、仏壇にも
手を合わせず、出勤する日が多くなっている。
反省、反省である。

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