やははえろう
山形県置賜地区の、独特の小正月行事で
従来は一月十五日に、行なうのが慣例であるが
さいきんは、祭日の都合上その日日に近い
休日に行なっている。昔は個々で行なっていたものが
最近では、地区ごとにまとまって行なっている
正月のしめ飾りや、昨年度のお札、だるま
等を、燃やして新年の無病息災を祈願する。
昔は特にこの地方に、発生していた"ツツガムシ"
による農作業時に起こるツツガムシ病を
避ける、思いが大きかったといわれています。
火を勢い良く燃やしその勢いで、ツツガムシを
駆除する思いがこめられていたとも、言われ
"やははえろう"の掛け声で、火の勢いを
鼓舞する風習が"やははえろう"の呼び名に
なっている。
2010.01.12:[創業者の記憶 ~吉田功~]
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