老兵の半生(生涯の友10)

今若者たちにとっては今までの温室的な環境とは、180度違った
近年にない厳しい環境に見舞われていると感じていると思う
求人率の低下で、新卒者にとって社会に出る前から、難題が
待ち受けている。しかし長い人生の中のほんの短い環境で
あると思います。私達年代は何回かこの様な環境を過去に
経験してきたが、いつも夢がエネルギーとなって人生を
歩んで来た気がする。
よく明日は頑張ろうとか、明日があるさと言う言葉があるが
明日は現実的には、存在しない明日になれば今日であるから
明日と言う言葉は、夢であり希望と言う言葉の同意語とも
受け取れる。夢がすぐ実現するものであればそれは、
夢とは言わない。夢は遠くにおいて日々の生き方の積み重ねで
知らず知らずの内に、達成されていき其のときには新しい
夢が形を変えて、現れてくる。
すなわち人生の夢は、永遠に消えることなく続く、だから夢なので
あると思います。
夢はいつも我々に、生きる力を与えながら年代年代毎に
変化しながら、一生続くのである。
若者にはもっと自分の夢を語る機会を持ってもらいたい。
自分の能力の無限性を信じて、夢を持ち続け今日と言う日を
精一杯努力してもらいたいものだ。
還暦を通過した年代になってはじめて気づく事かもしれませんが
今若者たちに必要なものは、生涯の友となるべき友人を
見付けることと、自分自身の夢を持ち続けることである。
人生は長い今から、小さく固まるべきではない。

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