無心(心を無くして金品をねだる)

読売新聞朝刊の、一面の左下に毎日"編集手帳"と言う項目で
記事が載せられています。
私はこの記事が好きで、毎日欠かさず読むことにしています。
どの年代の記者が、担当しているのかわかりませんが、一見
皮肉めいた文章の中に、わかり易く其の時々の世相を、逸話を
入れながら書かれている。
今日(7月9日)の中身は「見栄」と「無心」について、芸人と政治家
の心のあり方を対比してのないようです。
見栄を張ることは、芸人ならずも我々でも時として、見栄を
経営の手法として、張らなければならない場合が多い。
"武士は食わねど 高楊枝" 的態度を示して、社員や取引先に
接する場合も必要事項の一つである。
しかし「無心」はいけません。とかく最近の事件は"自我"のままに
人間の心を無くした人が起こす回数が多い。
子が親を殺したり、親が子を殺したり、目的もなく短絡的に
殺人、放火の事件が繰り返されている。
地域の絆、家族の絆が崩壊し始めているのかな。
「貧すれば 鈍する」心の貧しさも現在の景況が影響している
事もあるのかもしれない。

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