緊張の時間

  • 緊張の時間
不景気と言え、一般生活の中でのぎりぎり感は、あまりないように
見られる。大きな緊迫と緊張感を味わうことが、他の国と
比べて比較的少ないのが、日本で有るように見える。
ミサイルが上空を、通過しても一般国民にとっては、さほど
緊張するわけでもなく、抗議デモをするわけでもなく、あまり
怒りの感情を表さないのが、最近の社会の現状のように思われる
政治スキンダルにしても、のど元過ぎればそれで御終い。
言い換えれば、日本は平和で、事を荒立る事を嫌う民族なのだろう
と思う。
この時期、歓迎会や入社式、入学式のにおいて、当事者達の
つかの間の緊張する時間、この時間の意義を少し考えて見たい。
人にとって気を引き締める時間を体験することが、次のステップに
大きく影響してくる。いつも緊張する時間がなく「だらだら」
過ごしていたら、何のため生かされているのか分からない。
政治も外交も職場も、もう少し時々緊張と反省する
時間を持ちながら、生きてもらいたい感じがする。
有限の人生を、意義有るものにするためには、それが不可欠の
様に思えるからである。

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