巣立ちの日々

  • 巣立ちの日々
3月も月末の週にもなると、各所で送別会がもようされている
夕方から街中の飲食店が、久しぶりの賑わいをみせ
夜の帳が下りるにしたがって、活気をかもし出している。
現役を退職する人、転勤して新しい地域に向かう人
勉学を終了して、新しく社会に羽ばたく人。
様々な場所で、様々な別れを味わう時期である。
様々な思いの中で、酒宴が行なわれる。
人生とは常に、出会いと別れが交差し、其の中で様々な交流を
得て、一歩一歩成長していくものである。
私も昨日某高校の、先生方の送別会に招かれ、深夜まで
ついつい酒を重ね、今日は二日酔いの気分であります。
長年お付き合いいただいた、先生方の退職の言葉を聴いている
うちに、現役を去ることへの一抹の寂しさを感じていました。
一方悠々自適の生活に入り、自分なりのライフスタイルを計画し
今後はこう生きるつもりですと、話す言葉にうらやましい気持ち
も、ありました。
私など多分生涯現役で、終わらざるを得ない境遇であると
思える。たとえトップを譲ったとしても創業者にとって
隠居などしていられない、心が常に付きまとう。
肉体的隠居があっても、精神的にはきっと没するまで現役を
続けなければ成らないでしょう。

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