蛍の光

自動車関連企業の、受注悪化は消費者マインドの落ち込みに
伴って、月を追うことに悪化の増大を続けており
それに伴い工作機械等の設備業界は、一部90パーセント減
と言うような、恐ろしい現象が起きていると聞く。
そんな中、わずかではあるが明るい兆しが見え始めている
ホンダは10日、2月6日に発売した新型車「インサイト」
の累計受注台数が、発売後約1カ月で約1万8000台に上ったと発表。
これは月間販売計画数5000台の3倍以上の受注台数。また
2月の登録台数では、登録車の車名別で第10位、
ハイブリッド車としてはトヨタの「プリウス」を抜き第1
位となったと発表されている。
製造業における、自動車関連の影響は、自動車関連が「くしゃみ」
をしただけで、風邪を引くし中小企業の末端では、肺炎を起こし
高熱のため、体が動かなくなるほどである。
目下、不振にあえぐ自動車産業だが
近い将来、ハイブリッド車や周辺部品の開発・改良に向けた競争が
一層激化することが予想され、いずれは周辺の関連会社などへも、
その恩恵が巡ってくると思われる。
すでにハイブリッド車関連の、半導体デバイス等の製造企業や
部品メーカー等の企業では、増産体系を確立していると言う。
県内企業の中にも、プレス、コネクター等の企業のなかに、
4月からの増産を得意先より支持されている
企業がちらほら出ているようであります。
春の開花とともに、蛍の光が見えてきたようであり
我々も心を切らさないで、もう少しの時間 偲んで耐えていこう。

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