2月23日 長井経済再生最終戦略会議

最初に一橋大学教授 関 満博氏の基調講演で始まる。
「農、工、商連携による産業おこし」の題目の基
様々な各地で、行なっている事例をあげて新しい産業の
あり方を述べられました。
市町村合併による、市町村の変化の中で合併を拒否して、自立
して成功している例、合併で埋没した例、疲弊してだめになった
例などの話の中で、地区民の連帯意識と一人一人が、手作りの
努力の中に新しい地域活性化の鍵があるとの、お話でした。
◎まちなか活性化構想部会の今後の展望では
街中のハード的整備を目指せば、活性化なるとの要旨に
がっかりさせられた。産業全体の連携連帯による地区民全体の
意識の持ち方等の、ソフト面には一言も触れられていない従来
の形に依存する古い概念の発想であった。
◎観光マーケティング構想部会のまとめは
現在行なっている数々のイベントに対しての分析と、学術的手法
の羅列の感あり、評論家的言葉の羅列で他人事に感じられ
さすが学者のまとめた要旨だなと、肝心の芯がなかった。
◎工業振興構想部会の中間まとめ
地域全体の資源「集積技術、人材、水や農産物、景観」等を鑑みて
連帯連携の中で、一転集中の当地区工業のイメージ戦略を図り
ロボット「広告塔」の町長井のイメージを確立し
他の分野との連携による試作作りを試み、地産地消の目標と
環境もターゲットにした地域産業モデルを構築していく工業界の
意思の統一を図っていく。
中々的をえた報告になっていました。
現在すでに農工連携による試作作りが始まっており、又商工連携の
PRロボットの試作計画も、西置賜産業会の次世代グループの
若手のなかで、計画されている。

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