HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

雑感4(天使達の減少)

孫や子供は、無条件に可愛い。理屈抜きである。
とくに孫と接していると、ついつい時間を忘れてしまう。
遠い昔のいつか来た道を、思いださせるのかも知れません。
最近の未婚の若者の間では、結婚しなくても楽しい人生を
過ごすことが出来るという考え方のパーセントが、メデア
等の調査で、多くなっていると聞きます。
子育てがめんどくさい、夫や、妻との妥協の生活が出来ない
自己中心的行き方を、最も大事にしたい。等の理由が
多いそうです。
当然少子化が、進むわけですね。
押しなべて地域の人口が、軒並み減少していることも
うなずけます。
国は地方の行政合併を、奨励し人口に合った行政の仕組み
を再構築しようと、飴と鞭を持って推進しているようです。
人口の規模に合った、地方の組織つくりの為なのでしょう。
地域産業の各事業所においても、新規採用の難しさは
年を追って増大の一途をたどることと、なることでしょう。
当然各事業所も、人員不足による縮小を余儀なくされる
羽目にもなりかねないかも知れません。
***つづく***

雑感2(当社の内容)

この章では、私どもの
内容を少し話してみたいと思います
仕事は、金属加工業に分類される製造業です。

第一の柱は、試作加工と、部品加工です、丸物、角物
小物板金、等の少量多種の部品。

第二が 小型プレスの製造で商社の委託製造の中、
生産から梱包、商社指定顧客への発送業務まで
一貫業務を行っています。

第三の柱は、各種、メーカーさんが製品製造過程の中で
使用する道具と装置(産業用ロボット)を作っています
自動車、携帯、家電、IT、食品、その他あらゆる
業種のメカーさんに、構想設計から加工、組立、制御
据付、等まですべて自前の社員で、行っており
そのエリアは日本全国、及び一部海外も含んでいます。
価格も何万のものから何千万のものまで有、お客様も
五六人のメカーさんから何万人のメカーさんまで
ございます。
一貫して、お客様の要求する案件を、いかに満足どの
高い機械を提供できるかに、腐心いたしております。
社員の技術力は、もちろんの事地場の基盤
産業の技術力による、ご支援が有るがゆえ
成り立っています。
***つづく***

雑感1

稲穂が実の重さで、頭をたれ、赤とんぼの舞う季節を
迎えると、ふとこれまでの自分の生き方を、振り返る
思いに駆られるのは、季節のせいかあるいは、年の
せいでしょうか。
昭和47年10月、結婚6ヶ月目で、今の会社を
創立し二人の社員と仕事を始めてから、早37年当時
30歳のイケメンも、今はすっかり67歳の中期高齢者
体力と心のアンバランスに、戸惑っている昨今です。
三度の工場移転と、三度の不渡り、保障に泣かされ
良く今まで持ってきたものだなと思います。
48年から三年にわたった、オイルショック、
今又訪れています。"歴史は繰り返す" 本当ですね。
現在二人の息子と30人の(平均年齢32歳)社員に支えられ
業を営んでいます。家庭、職場、地域、国それぞれの
"場"のバランスの中で、又時代と言う時の流れの中で
充実感を感じながら、生きることが出来ればいいな
と思っています。"実を付けるほど頭を垂れる稲穂かな"
の言葉を、いろんな場で実践できる人間になりたい
そんな思いで生きてきたつもりですが、それが実践
出来ていない。まさに年齢と人格のアンバランスです。
***つづく***

新規設備

板金の部品試作のため設備を導入いたしました。

20年度8月理事会と例会

西置賜産業会の例会がありました。
1新入会員の承認
2ガイドブック作成仔細
3ホームページ作成の仔細
第4回ロボコン フェスタの実施仔細等々、その他について話し合いました。
研修会では、山形新聞長井支社 支社長 松本 昭弘氏 に講師をお願いし{マスコミから見た長井の現状} という演題で、お話いただきました。

改めて、西置賜産業界とは、当地区一市二町の範囲の中で、事業を営む、工業、金融、商業、運輸、建設、IT、農業等各 事業所50社で構成されている団体です。産学官の連帯を、深め、次世代の人材育成と「地消地産」を目指し地域産業経済の繁栄と、地域社会の発展に寄与する事を目的としてます。

様々な地区のPR、イベント招致、視察等の事業を重ねながら、商談会の創出を図ったり技術の研鑽、あるいは新製品開発を試みたり、農工のコラボレーションの中に地域活性化のヒントを見つけたいと、活動を続けています。