HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

68回目の誕生日

昨日3月15日68回目の誕生日を、迎えた。
此処までたどり着いたことには、感無量である。
一つの大きな人生の区切りでもある。
会社をおこして38年。父親が他界したのがのが、
今専務をしている長男が、小学校入学の年である。
くしくも私もその父親の年になり、長男の娘が今年小学校
入学である。不思議な因果を感じる。
この一年を、乗り越えることによって、ようやく自分も父親の
人生を超えることになると、思っている。
だからこそ、この誕生日は私にとって、とても意義深いものと
思っているのである。昨日は孫と長男の合作の手作ケーキと妻の
おごりで、大好きな焼肉を食べ、生きている幸せをつくづく
感じた一日でした。

「独立自尊」の低下

今年ももうすぐ、新入社員の講習が始まろうとしている。
電話の受け取り方とか、挨拶の仕方、人との接し方あるいは
社会に参入するための心構えとかが、いつも主流項目だと
聞いています。
ここ数年の新規入社した社員を見ていると、在学中にもう少し
メンタルな面を、教えてもらいたいような気がしてならない。
慶応義塾大学の創立者、福沢諭吉の言葉に「独立自尊」と言う
「教育の原点」ともいえる言葉がありますが、この事は企業に
おいても、人材教育の中で最重要な事柄であります。
その意識を社員がどれほど認識しているかによって、
企業の活性化が,有る・無し・の評価となるからです。
独立とは説明するまでもなく、自立することであり、自尊とは
自分で自分の優れている面を自覚し、自信をもって自己を
尊重しながら歩むことであると、解釈できます。
しかしながら、自分はどうせ駄目人間だからと、自分から行動を
起こそうとはせず、指示なしでは動こうとしない、いや動けない
社員が増えていると聞きます。
特に、技術等や開発型、サービス型等を主力におく製造業に
とって「独立自尊」を欠いた社員が多いとすれば致命症に
成りかねない。
ましてこれからの日本製造業の、世界での役割が開発型、サービス
型、「物づくり企業」となっ行くと、言えば
なおさらなことである。
パズルの世界に、例えるのは少し乱暴かも知れませんが
社会全体をパズルに、ピースを人に例えた場合
パズルは、一つとして必要でないピースは無いし、たつた一つの
ピースがかけても、成り立たない。
この社会に不必要な人など存在しないし、それぞれが、それぞれ
の役割を持って、存在してる意味を、原点に戻って確認すべき
時代が来たような気がします。

食べごろ

  • 食べごろ
「じいちゃんおいしいよ」孫が時々鉢植えの
金柑の実を、採って食べながら私に食べるように促す。
食べた記憶がないので、手が出ない。
鑑賞ようの金柑が、食べられるとは知らなかった。

3/11日東京教育委員会来社

東京都教育委員会指導主事の前田氏、同じく平林氏来社される
特に工業高校の地方における、教育実態についてのヒァリング
のため、長井工業高校ならびに、受け入れ事業所の実態
及び高校教育に対して、どう思っているか等について
約一時間半にわたって、懇談しました。
このところ月1の割合で、各地各所からの視察、あるいは
ヒアリングの希望者があり、長井も有名になったもんだなと思う
其のたびお世話する市商工の担当者の方、本当にご苦労さんです。
製造業の基盤技術の確立している町、それらの事業所に
人材を排出する工業高校の有る町、就職希望者の約9割が
地元に定着する町、そんなイメージが全国にアピールできれば
訪問者に対しても、丁寧に応対する。これも地域活性化への
ツールと成るのかも知れません。

可憐な美しさ

  • 可憐な美しさ
箱入れ娘とも言うべき、清楚につつましく咲く胡蝶蘭
女性に例えれば、十八九かな
ひと時の和みである