HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

晩歌






珍しく心地よい晩秋の日(10月28日)である。
暖かさもさることながら、澄み渡った空気と空

沈み行く太陽と、薄い輝きで日が落ちるのを待つ
半欠けの月 そのバランスの天空、
つかのまのロマンである。

刻々と移り行く夕暮れの営み。
人の生涯を、その一瞬の中で表している様で
心奪われじっと見とれる。

新製品の立会い

発想から試作まで、約1年間かけてようやく
完成にこぎつけることが出来、今日営業担当の
商社のかたの立会いにこぎつけることが出来ました。
機能及び品質には製品としての完成度には、
ほぼ評価をいただきました。

問題は市場で通用する販売価格にたいして
製造原価をどれだけ圧縮できるかは
これからの問題であり、機能もメーカーによる
テスト使用を得ての最終評価待ちです。
新商品開発は、開発費もさることながら
時間のかかる根気と忍耐とロマンをいかに継続
し続けることが出来るかである。

確かに工程の中で、その商品を生み出すロマンと
社員のモチベーションが、増幅されていくのも
事実である。

私はいつも思うのであるが、経営的考えをすることが
無ければ、こんなに面白い仕事はないと思っている。
根っからの "ものづくり" 大好き人間である。
出来れば経営者でなく、職人的立場でいつも
"ものづくり"に携わっていたかったのに・・・・・

2009国際ロボット展 11月25日~28日

東京ビックサイトにおいて社団法人 日本ロボット
工業会 日刊工業新聞社主催で国際ロボット展
が開催されます。興味のある方はぜひ。



プレゼン

昨日、専務と常務が顧客先で一日係りで
機械装置の説明に出かける。

顧客が納得、理解していただき、顧客の要望を理解し
それを設計にすべて盛り込んで、且つ最小のコストで
最大の効果を発揮できる装置を作り出すことが
我々の仕事である。

設計開発担当の社員は気疲れの多い職場
である。しかしながら暇な時期でも、彼らは新しい
何かを発想し図書やネットで、しらべものをしたり
キャドに向かって、図面を書いている。

すぐ利益に貢献するものではないが、日頃からの
勉強と見聞が、装置の進化と製品の開発の源となり
発想の豊かさを生み出しているのだと思う。

今時の景況だから
経営者としては、時々複雑な気持ちで過ごすことが
あるが、これも装置産業における投資であるから
心穏やかに、見守るべきと思っている。

風邪の季節

ついに地元小学校も、今日から一週間の学校閉鎖
インフルエンザの流行は、台風の如く現れる。

道行く人々にもマスク姿の人々が目立つ。
私も早速予防注射を受けに行く。

季節の到来が、風邪の流行にも現れている
晩秋の世相である。

夜の外出を避け、手洗いと嗽を、孫に促されての
日々になりそうである。