HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

男たちの哀愁

カウンターの前に、九つの椅子。なぜ奇数なのか
解らないが、そんな小さなバーで、3,4人の男たちが
グラスを傾けている。

その店の常連らしい。音楽もない静かな雰囲気の
中で、その店で知り合ったのだろう、職業も何も
知らないどおしが、連れでもないのに、カウンター
内の女の子を、経由しながら会話を楽しんでいる

少し背をまるめて、カウンターに肘を附き
男達は、職場や家庭の縛りを忘れるように
カクテルで、思考を鈍らせていた。
その少し背を丸めた後姿が、心の寂しさを
映し出していた。

男達は所詮、お釈迦様の手のひらであるのに
時として青春と言う雲に
乗りたいのかもしれない

長井工業高校一学年への講話

11月12日キャリア教育推進事業の一環の中で
講師を依頼され、講話をしてくることとなる。
人生の先輩として、高校生に何を伝えようか
年代の大きな開きの中で、彼らが理解し今後の
進路の中で、話の中から一つでも参考になることを
吸い取ってくれれば、幸いと思うのだが。
我々が高校生の時代と彼らの、現状とは環境にしろ
社会の仕組みにしろ、保護者の考え方にしろ
大きく変化しているのは衆知の、とおりである。
しかしながら、人生という長い道程の根本的な
考え方は、時代の流れの中でも不変の、様な気がいたします
自分の今まで歩んできた長い道程の中で、少しは
解りかけてきた、人生の意味と極意の一旦など
経験を交えて、彼らに話して見ようか思っています。
次世代を担う彼らこそ、国かの"金の卵"であり
この少子化時代に、おいては家庭や学校のみでなく
地域全体で、まっすぐな大木に育て上げていくことに
大きな責務を感じ、サポートしていかなければ
なりません。物質的サポートは簡単に出来るでしょうが
心のサポートこそ、今の時代最も大切であり
本腰を入れていかなくてはならない気がいたします。

少し動き始めたか ? 設備関連

北関東地域での、設備の問い合わせ件数が此処にきて
少し多くなってきたとの、商社筋からの情報が
頻繁に入るようになってきた。
設備関連の部品加工も、この地区でもどん底より
多少増えてきたとの、情報もちらほら聞かれる様に
なってきたようである。しかしながら
価格の破壊現象の中で、利益が確保される物件が
少ないのも現状の様であり、本格的な回復基調には
程遠い心情であるようですが
ともあれ地方にも蝋燭の光が、見え始めた事は
今後に希望を抱かせる事になり、もう一頑張りの
新たな意気込みを決意させることが、出来ると思います
年末の坂を乗り越えることが、出来ればその先は
なだらかな下り坂、一息つける様な情勢が
訪れる気がいたします。

猛威を振るう新型インフルエンザ

此処長井地区でも、次々と学校閉鎖、学年閉鎖が
続いている。小学校、中学校の対応もまちまちである
学校の行事等の日程を優先して、全体閉鎖を行なわず
学年の部分閉鎖で、乗り切ろうとしたために
結局は、3回に渡って閉鎖を行なう羽目になったり
学校トップの考えが、子供たちの健康を本当に
考えての施策か、その場しのぎの感覚かふと疑問を
感じる。
学校だけの問題ではなく、企業にとっても新型
インフルエンザは、今重大な脅威である。
企業内でも社員の家族に、新型インフルエンザが
発生した場合その社員の数日間の出社停止が
行なわれていると聞く。企業内蔓延となると、大きな
問題となり、ひいては企業内操業の停止にも
追い込まれる恐れあり、経営者にとっては
"前門の虎 後門の狼"の情況にも成りかねない。
此処は気をいれて、インフルエンザ対策に、取り組む
必要がある。

朝礼

毎週月曜日の朝は、全体朝礼を行なっています。
何時ものセレモニーを行なった後、私の話になります
最近の業界情勢とか、今後の推進目標と仕事に関する
情報をわかり易く話したり、今後学んでいかなければ
ならない、新技術とか様々ことを話すわけですが
何時も気を使っていることが、社員のモチベーション
を維持していくには、どうして行ったらいいのか
次の月曜日に向かって、勉強していかなければ
なりません。実際の運営は専務や常務で行なって
いるので、仕事的には楽させてもらっていますが
経営全般では、かなりストレスのたまる昨今です。