HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~
なごり雪
夕べの雪が、雪囲いの取れた"どうたん"や"つつじ"の
上に花が咲いたように、そっとまばらに降り注いでいた。
朝日があがるまでの、束の間の姿である
都会地では桜の開花の中で花見などで
花の季節に、人々の賑わい等で春は深くなっているが
ここ雪国では、春は一度に訪れ梅や、水仙、桜、万作
等の花々が、一緒に一斉に開花する。
待ち焦がれた、花々の季節がもうすぐ目の前である。
そんな中での、名残雪の"しぐさ"がいと哀れに思える。
2010.03.29:コメント(0):[創業者の記憶 ~吉田功~]
木々達の衣替え 3月27日
今日は、会社の木々達の冬の装いを、解く日である。
社員総出で、雪囲い除去のボランティアであります。
休日であるのに、何年もこのボランティアが
続いている。春から秋まで様々な表情を見せながら
社員たちに、新緑から紅葉までその変化の中で、癒しを
与えてくれる。木々の装いが、雪囲いが取れると急激に
春の装いとなる。
葉の緑もさることながら、今後桜を初めとして様々な
花々がその華麗さを競い、社員たちを楽しませてくれる。
心をこめてのボランティア作業である。
2010.03.27:コメント(0):[創業者の記憶 ~吉田功~]
時間列車での相席
「おじいちゃん、どこまで行くの」「そうよなあーそんなに
遠くまではいけないだろうね」
「私はずーとずーと遠くまで行くの」
「いろんな景色がみたいから」
相席の七歳くらいの女の子が、希望に満ちた目を
輝かせていた。
人生には常に時間の列車が、絶え間なく運行されていて
様々な世代の人たちが、乗ったり降りたりを繰り返す
最近の列車内の相席の人達を見ると、ただ黙って目を瞑って
いる人達が多い。同世代はそうでもないのに、異世代の
相席では殆ど会話がない。
家族でも、地域でも、社会でも年代の違う人達が
混ざり合って生活してるのに、お互い会話の中から
お互いの生き方や、心を理解する事を放棄してる感じがする
高齢者の孤独死、若者のうつ病の広がりや、子供たちの
当校拒否、それらはすべて心を理解してもらえない
情況が要因であるように思える。
同じ時間の列車に相乗りする期間は、一期一合
もっと話そう。人皆師なり人生の相乗り期間を
もっと有効にコミニケートして、自分の列車の旅を
楽しんでほしい。下車する人との別れが来ない前に
その人の心のエキスを取り入れる事で、より豊かな
自分の旅が訪れると思える。
遠くまではいけないだろうね」
「私はずーとずーと遠くまで行くの」
「いろんな景色がみたいから」
相席の七歳くらいの女の子が、希望に満ちた目を
輝かせていた。
人生には常に時間の列車が、絶え間なく運行されていて
様々な世代の人たちが、乗ったり降りたりを繰り返す
最近の列車内の相席の人達を見ると、ただ黙って目を瞑って
いる人達が多い。同世代はそうでもないのに、異世代の
相席では殆ど会話がない。
家族でも、地域でも、社会でも年代の違う人達が
混ざり合って生活してるのに、お互い会話の中から
お互いの生き方や、心を理解する事を放棄してる感じがする
高齢者の孤独死、若者のうつ病の広がりや、子供たちの
当校拒否、それらはすべて心を理解してもらえない
情況が要因であるように思える。
同じ時間の列車に相乗りする期間は、一期一合
もっと話そう。人皆師なり人生の相乗り期間を
もっと有効にコミニケートして、自分の列車の旅を
楽しんでほしい。下車する人との別れが来ない前に
その人の心のエキスを取り入れる事で、より豊かな
自分の旅が訪れると思える。
2010.03.16:コメント(1):[創業者の記憶 ~吉田功~]
老兵のつぶやき
3月15日60代最後の年に突入
今日は税務申告の日。私の誕生日でもある。
良くぞこの日まで、悪たれ口をききながら到達したもので
あります。体は腰が少し悪いぐらいで健康そのものであり
仕事も現役でバリバリやってます。
気性は少し優しくなってきたのかな、それでも妻から
言わせると頑固の度合いが強くなってきたようだと言う
自分ではそうは思わないのですが、人が言うんだから
そうかも知れない。でも今が一番幸せな気がする。
まだまだ夢がありすぎて、時間がとても短く感じられ
いつも時間を追いかけまわしているようである。
父親の逝去の年を越え、その記録を伸ばし続けていく
決心を今日から、胸に刻んで又明日を迎えたいと思う。
今日は税務申告の日。私の誕生日でもある。
良くぞこの日まで、悪たれ口をききながら到達したもので
あります。体は腰が少し悪いぐらいで健康そのものであり
仕事も現役でバリバリやってます。
気性は少し優しくなってきたのかな、それでも妻から
言わせると頑固の度合いが強くなってきたようだと言う
自分ではそうは思わないのですが、人が言うんだから
そうかも知れない。でも今が一番幸せな気がする。
まだまだ夢がありすぎて、時間がとても短く感じられ
いつも時間を追いかけまわしているようである。
父親の逝去の年を越え、その記録を伸ばし続けていく
決心を今日から、胸に刻んで又明日を迎えたいと思う。
2010.03.15:コメント(2):[創業者の記憶 ~吉田功~]
「英明です、元気そうですね」
「英明です、元気そうですね、もう
沢山働いてきたのですから、引退してゆっくり
過ごしてもいいでしょう。
一度伊豆に遊びに来てください」
もう何十年もあってない、彼からの突然の電話でした
テレビに映った私を、見て電話したとの事でした。
彼の母親の実家が、10年ほど前までは此処長井に
在って、小学低学年の頃は夏休みには、毎年母親の
実家で過ごしていました。活発すぎる性格で近所の
腕白小僧たちとはすぐ友達になり
遊びまわっていました。
彼の母親と私は、年の離れた従兄弟関係にあり
彼は4歳位私より年下であったと思います。
弁理士の資格を持ち、貿易会社等経営
今は引退し静岡県の伊豆高原に、源泉付の
自宅を構え悠々自適の生活だそうです。
彼がしごとをはじめるまでは、東京中野に自宅が在り
静かで緑の多い環境の一角でした。
私が中学を卒業して、上野に就職した当時休日毎に
彼の自宅を訪れ、ホームシックに駆られていた
心を彼の両親なり、妹との触れ合いでどんなに
癒されたかを、懐かしく思い起こしています。
思えば、お互いに随分長い道のりを歩んできたもので
る。鮮明な記憶はやはり子供時代の生活が、一番
残るように思われます。
子供時代が健全に、すごされる環境作りこそ親たちの
最も大切な勤めだろうと、最近つくづく思います。
沢山働いてきたのですから、引退してゆっくり
過ごしてもいいでしょう。
一度伊豆に遊びに来てください」
もう何十年もあってない、彼からの突然の電話でした
テレビに映った私を、見て電話したとの事でした。
彼の母親の実家が、10年ほど前までは此処長井に
在って、小学低学年の頃は夏休みには、毎年母親の
実家で過ごしていました。活発すぎる性格で近所の
腕白小僧たちとはすぐ友達になり
遊びまわっていました。
彼の母親と私は、年の離れた従兄弟関係にあり
彼は4歳位私より年下であったと思います。
弁理士の資格を持ち、貿易会社等経営
今は引退し静岡県の伊豆高原に、源泉付の
自宅を構え悠々自適の生活だそうです。
彼がしごとをはじめるまでは、東京中野に自宅が在り
静かで緑の多い環境の一角でした。
私が中学を卒業して、上野に就職した当時休日毎に
彼の自宅を訪れ、ホームシックに駆られていた
心を彼の両親なり、妹との触れ合いでどんなに
癒されたかを、懐かしく思い起こしています。
思えば、お互いに随分長い道のりを歩んできたもので
る。鮮明な記憶はやはり子供時代の生活が、一番
残るように思われます。
子供時代が健全に、すごされる環境作りこそ親たちの
最も大切な勤めだろうと、最近つくづく思います。
2010.02.12:コメント(0):[創業者の記憶 ~吉田功~]