HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

友あり遠方より来る、亦楽しからずや

8月12日木曜日午後五時、風が強くなってきた。
いよいよ台風が東北地方に、上陸か
此処長井も、風の音と共に雨が時折激しく降る。
明日からお盆、お盆が台風をつれてきた。激しい
連日の猛暑が、少し和らぐ感じではあるが
明日の墓参り時間が、台風の通り過ぎる最中らしい
ほとんどのところは、明日から盆休暇に入る
私も心だけは、穏やかな時を過ごそうと思う。
友あり遠方より来る、亦楽しからずや。
子白の言葉を、勝手に解釈して普段合ってない
友人と大いに飲んで語ろうと思う。
では、良い休暇をお楽しみください。

旧長井中学校同窓会(2)

言葉は要らない、すぐ遠い昔の当時の中学生に
タイムスリップ








旧長井中学校同窓会

昭和三十二年度卒業生の、同窓会が今日一泊で
開かれます。350名卒業の内参加するのが71名だ
そうです。約二割の参加です。長い歳月の中
逝去した卒業生も多く、病床で参加できない人
家庭事情でふるさとを、訪問できない人
様々な人生の中、二割の人の参加でも大変
盛り上がることと思われます。
遠隔地の同級生に会うことは、懐かしい反面
自分を映し出す鏡のようで、あまり気乗りは
しないのですが、出かける事にしました。
幹事の方々ご苦労かけます。

「僕にお水ください」

八月十日火曜日の読売新聞の、一面に"届かぬ叫び"
の項目で、母親や父親による子供の虐待が報じられていた
03年七月から昨年三月にかけて312例の児童虐待による
死亡が報告されているという。
数々の例の中で、07年夏埼玉県で四歳の男の子が
両親の虐待により、飢餓状態のまま翌年2月に
死亡した事件、壁越しに聞こえた男の子の声は
隣人女性の耳に、今も残っているという
「僕にお水下さい」
この言葉、たまらんです。行政もかかわりながら
救うことの出来なかった事件、今年の猛暑の夏
に接して思う。その子の言葉が胸を貫く。
自分勝手な若い親たちの幼稚さが、悪魔の心を
引き出しているのか。
物質の豊かさと快楽の洪水の中で、人の心は
どんどん貧しくなって行くように思える。
政府よ、虐待で失われる子供たちの命を、
防止する施策を、緊急に行使せよと言いたい。
私にも四歳の孫がいる。
お盆も近い折、命の尊さを考えるいい時期とも
思える。
何かあったとき、相談にのる隣のじいちゃん
ばあちゃんの存在も、必要であり子供たちは
地域全体の宝であり、若い悩める親たちの心に
悪魔が出ないよう、話し相手になってやるべき
でなかろうか。

夏休み休暇無し





企業のお盆休暇は、今週から来週にかけて
長く取るところで、十日間、短くとも一週間の
休暇に入る。私どもの所は十三日の盆入りを
除いて、交代に出勤で今年は、一斉休暇はお預けと
なりました。
顧客メーカーで九月から生産に使う、設備の調整が
遅れていて、今月は休暇所でない。社員には
多大な負荷を掛けつつの、追い込みである。
正月前とか、お盆前とか、必ずそんな情況が
訪れる。普段の月はそんなに残業するほどの
忙しいわけでもないのに、顧客企業が長期休暇前
になると、顧客が休んでいる間も仕事しなくては
ならないのが、我々の宿命。
顔で笑って、心で泣いて、顧客に対応するこの時期
「いやなら、やめたら」と妻に言われるが
そうも行かない。ものづくりが好きなんだろうね