HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

ロボットのオブジェを長井市に作ろう

二足歩行ロボットのK1大会(今年は来週10月16日)
(全国の愛好者と地元高校生徒の自作、西置賜産業会の
次世代グループ作成のロボットなど約25台ほどの参加)
を、ここ何年か開いて来たおかげで、
そこそこ全国的にも
工業高校と地域企業、行政との連携による
活性化運動が知られて来て、様々なメデアや
他地区の行政や企業団体の、長井市訪問が
活発になっていますが、肝心の市民がいつでも
ロボットに合える場所が現在ない。
我々"ものづくり"に従事しているものにとっては
ロボットの町長井を自負しているもの、一般市民
に、とってはあまりぴんとこない言葉だと思う。
長井市役所前とか、タスビル前とか、長井駅前
とかに、ロボットのオブジェを設置して、市民の
共感と訪れる観光客への、イメージアップを
図り、水と緑と花とロボットのキャッチフレーズ
で、自然と科学と人の調和の取れた生き方の町
として発信したらどうだろうか。
賛同者のアクセスを望む。

長井商工会議所常議員会10月8日

現役員最後のだい331回常議員会が、開催され
次年度からの、三役及び議員の候補者名が
提示され、11月1日の議員総会にて承認を
得る事が決議された。
会頭候補は、現横沢会頭が再任、副会頭は現松木
副会頭が再任、新に山形精密鋳造の馬場社長が
もう1人の副会頭候補として採択された。
一号議員35名、二号議員23名、三号議員10名
合計68名の会議所議員候補者が、定員通りの
人数で決定された用で、一号議員の選挙は無さそうである
常議員に関しては、11月1日の総会において
新議員の中から、選考委員会によって選出される
事になる。これから三年間の任期、新三役及び
新議員の、会議所活動に期待し会員全てが
ますますの会議所運営に、連携と連帯を持って
地域の活性化に寄与すべき事と思います。

「今日のんでない?」

携帯のベルが鳴る。「今日飲んでない?」九時半
頃である。最近様々と仕事関係で疲れ気味なせいか
家に帰ると出かける気がしない。就寝も比較的
早くなっていて、孫と過ごす時間が多くなっている
「飲んでないよ、もうパジャマ姿だよ」「私週一
又復帰したのよ」三年前のあるスナックの子から
の電話でした。「結婚して、子供生んだろどうして」
「今厳しいでしょ、だから少しでもと思って」
彼女昼努めながら、夜アルバイトでスナックで
当時毎日のようにアルバイトしていた。
時々出かけては、その子を相手に飲んでいた
関係で比較的、その店の客としては親しかったのかも
知れません。
今の時期飲食店は、とても厳しいと聞く
客数や客単価の減少で、よほど客が満足して
過ごせる店でないと、持たない情況が一般的な
現況らしい。都会地でさえも生き延びるには
相当の努力と、集客のための知恵をしぼり
接客する従業員の教育をしっかりしないと
一年も持たないという。
まして地方で、度素人のアルバイトを使っての
接客では、常連客といえども来店回数が減少するのは
当然のことと思われるし、都会地と比べても
癒し度に対して、価格がつりあわないように
思える。全ての産業で地域経済は厳しい現況で
あるのは、確かである。「今度君の出勤日の時
言ってみるね、体壊さないように」といって
電話をきった。

長井市本町通り

人口三万弱のここ長井市の市街地には、温泉街でも
ないのに、居酒屋、スナック、バー等の飲食店が
約300軒ほど点在している。特に本町通りには
約800メートル程の道路沿いに、五、六十軒程
軒を連ねて、顧客獲得にしのぎを、競っている。
本町通りといえば我々の青春時代は中心街で
呉服、本、鞄、瀬戸物、玩具、床屋、靴等を
商う商店が、づらっと軒を隙間なく連ね
内科、眼科の医院もあり、市民にとっての
それはそれは、賑わっていた中心通りでした。
今はそれらは、歯の抜けたように数軒だけに
なってしまい、すっかり夜の賑わいの通りに
一部を残して変身してしまった。
もう一度昼の賑わいを、とりもどそうと、中心街
振興施策の中で、街路樹計画を伴う道路拡幅
事業が進行しているが、果たして思惑通りに行くか
どうかは、甚だ疑問である。現在残っている
数少ない商店も一気に、廃業に追い込む感じが
するのは、私だけだろうか。

形式の崩壊

10月~11月にかけて、比較的婚礼が多い時期であります
しのぎやすい天候と、実りの豊かさの中で
米などの収穫作業を終え、気持ち的にも余裕の
ある時期が最適と言う、昔からの生活の知恵が
婚礼の時期は、晩秋から初頭の時期がいいと
継承されてきたものと思われます。

結婚の形は、昨今では我々の時と違い大分
変化しているように思います。
入籍だけで式を挙げないカップルが、とても多く
なってきている。費用の問題でもあるのでしょうが
新婚旅行だけは、年々豪華になり殆どのカップルが
海外に出かけている。例え式を挙げたとしても
仲人を立ててという式は、全体の多くて二割だという
社会に「私達は結婚しました」と言う宣言し
初めての協同作業を味わい、その基礎の中で
社会生活のルールや、連帯連携の重要さを体験していく
のであろうが、昨今は結婚にもそれが希薄さが
感じられる。個人のことだけだから周りは関係ないだろう
的感覚の若者たちが、増えているが何事にも
形というものがあり、それらを実践してこそ
社会の中での孤独感や空しさを、将来味わう事の
ない老後を迎えられると思います。