HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

製造業の景況

今年七月頃から、景気回復が足踏み状態になり
九月に入ってそれはますます、顕著になり
ややもすると、マイナス現象になってきている。
世界的なものづくり構造全体が、変化してきている
事は十年ほど前から、解かっている事であるが
それに対しての、対策が国ベースでも此処の
中小製造業でもあまり深刻に考える事を、してこなかった
思いがする。今は景気が悪く、仕事量が少ないが
いずれ元に戻るだろう、円高が収まれば又
景気がよくなるだろう。しばしリストラや
時短や帰休で、乗り切ればと思っている思いが
あると思われるが、果たしてそうだろうか。
この国は農業や漁業、観光、建設、福祉の内需を主力
とした産業形成では、成り立たないことは事実である
全てのエネルギーは殆どが、輸入に頼っている
外需による外貨を、稼げ出さなければそれらを
購買することも出来ない。外需の主になるものが
輸入した資源に付加価値を附け(加工)諸外国に
販売して、初めて外貨を得る原則を時として
忘れて、景気対策を話す先生方も多いのも現状で
あるように思われる。
今後円の価値についても、大きな円安に振れる
事は、ないような気がする。むしろ円高はもっと
続くと思われ、それでも国際競争力に勝てるような
製品の開発やら、国の施策を断行しなければ
と、心から思う。
我々中小の製造業においても、仕事量のパイ減少
の中でも継続できるような、経営を小手先で
交わすような手法ではなく、経営の原点に戻って
根本的に考えなければならない時代に、突入したのかも
知れない。

読売新聞の編集手帳を読む

毎日楽しみにしているのが、読売新聞朝刊の
一面に掲載されている、"編集手帳"である
時に触れ、季節感、事件、政治、歴史、人物
等様々な分野で、年代を超えて書かれている。
筆者の思いやら、風刺、意見等真に面白いし
時代背景も良く理解出る。特に人物通しの逸話
などいつも興味深く、読んでいる。
特に歴史上の人物通しの逸話など、時代背景が
良くわかり、現代との対比など交えての
知識の深さには、大いに勉強になります。
筆者の年代は、どんな立場の人が記事を書いているのか
興味はますばかりである。

長井工業高校文化祭「22日~24日」

恒例の秋の文化祭が、開かれます。
様々なプログラム、模擬売店、生徒先生父兄協力
しての開催。
西置賜産業会では、展示ブースの一部を拝借して
八社ほどの企業が、製品展示を行ないます。
23~24日は全会場を、一般公開します。
ぜひ見に行ってください。この際ですから
地元工業高校を自負する、公舎内や生徒達と
触れ合って、市民の方々にはいっそうの理解を
お願いできれば、OBとして幸いに思います。

晩秋の風情





10月も二十日となるともうすっかり、晩秋の
深まり、朝夕は肌寒さが増し季節の移ろいの
速さを感じる。ぎらぎらと激しい夏の日は
もう遠く過ぎ去り、初冬の寂しさを目の前に向かえ
ただ静かに時を過ごしたいものである。
このところ、季節感とは裏腹に中国民衆の反日行動、
ナラ枯れの全国への広がりが、原因と言われる
各地で市街地に熊の出没、円高の急速な上昇に
よる景況の悪化、人間の世界の騒がしさである。
我が地区でも熊の出没やら、老舗の建設会社の
倒産で下請け中小の業者への、波及が大きく
地域経済の年末にかけて、影響が大になりそうである
飲食業においても、客足の低下による営業不振で
数箇所の閉店やら、廃業がささやかれている。

10月17日松茸を求めてドライブ

今年の松茸は、メデアの情報では何時もの年よりは
十倍くらいの大豊作といっているので、本当かどうか
確かめることにして、高畠のまつたけラインを
ドライブしながら、買う気もないまま、冷やかし
気分で直売所を、数件回ってみた。
すると、あるわ、あるわ山のように松茸が
店舗に展示されていた。しかし値段的にはあまり
例年と変わらない、店が多かったので買いもせず
通り過ぎながら帰路についたが、最後に寄った
直売所には、今まで寄った店の五倍ほどの
松茸が山盛りに、飾られていて値段も様々の
ランクで提示されていて、形も大型のものばかり
それに次々と取り子が、取り立ての松茸を
其の店に持ち込んでいた。
他の店とは値段も違い
平均で一本1000円くらいで、例年の半分くらいの
値段であった。ついつられて購入し夜はつや姫
の米で、松茸ご飯。近年になく松茸を堪能しました