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来春高卒者の就職戦線の厳しさ

昨日ハローワーク長井の職員が、来社
西置賜地区の新卒高校生の就職希望者の
内定率が、今年度極端に下がっているとの話で
あり、今月現在で約50パーセントしか、内定して
ないとの話であり、何とか内定の増員をお願い
したいとゆう話でした。
昨年までは、景況が悪いと言いながらも最終的には
何とか100パーセントの内定を、卒業式までは
確定しておったものが、今年はどうも危ない
情況にある。現実には昨年の情況よりは景況も
多少は持ち直してきているのでしょうが、最近の
円高や、株安の中で海外での生産をアップして
国内生産量を、減少させて円高の影響を緩和する
方向に自動車メーカー各位は、進んでいるとき
中小における各企業は、精神的モチベーション
の中で、新規人員採用に踏み切れないで、足踏み
している情況なのかも知れない。
最後の下駄を履くまで、関係各位は努力する
こととなるでしょうが、頑張ってほしい。

静岡大学教授 奥山 睦さんのブログより

去る10月23日~24日にかけて長井市を訪問された
静岡大学教授奥山 睦さんが、名古屋の中京大学で
経営情報学会秋季全国発表大会において
長井市のことをテーマに、発表された件をブログに
掲載されておりますので、ご紹介いたします。

経営情報学会秋季全国発表大会
ただいま名古屋におります。
11月6日(土)、7日(日)に中京大学で開催の
「経営情報学会秋季全国発表大会」に、静岡大学院
「として、オーガナイズドセッションに参加しました。
大会の全体テーマは「感動する経営」です。

「社会ネットワークと感性価値スピルオーバー研究会」
として、『共感から協創へ』をテーマに、私は
山形県長井市の事例を発表しました。
セントラル・クエスチョンとして3つ。
•産業集積発展のためには、ソーシャル・キャピタルが
必要なのではないか。
•ソーシャル・キャピタルは「共感」によって生まれ
イノベーションを引き起こし、産業と雇用を「協創」するのではないか。
•産業集積のキャリア転換には、「ブリッジパーソン」が必要なのではないか。
ソーシャル・キャピタルとは、人間の作る社会的組織の中に存在する
信頼・規範・ネットワークといった「社会関係資本」をいいます
これは従来型の経済効果ではなく、人々の地域生活を満足させる
効果があると言われています。

かつて東芝の企業城下町だった長井市。
1995年、中心企業の撤退により、かつて2000人だった
雇用は200人に激減しました。
この危機を乗り切るきかっけは、地元工業高校の再生にありました。
そして再生に寄与したブリッジパーソンがいたのです。
長井市は、新幹線も高速道路も通っていません。
よって人材が流出することがあっても、流入することは
容易ではないのです。
地域が中心企業の撤退という危機を迎えたとき、
「人材こそ地域の宝」と地域の中で気づく力が共感を広げ、
地域にイノベーションを、引き起こし
地域のキャリア・チェンジを成功させました。
地方都市は大企業を誘致し、下請けピラミッド型構造を作る
ことで産業・雇用の創出を図ってきたケースが多いのが現状です。
長井市のような地方小都市が生き残るためには、
ソーシャル・キャピタルの構築により、産業と雇用の協創が必要です。
そのためには、ブリッジパーソンが、重要な役割を担います。

全国では地域活性化のため、地域資源活用が叫ばれています。
主に農作物や自然環境、鉱物資源などを指すことが多く、
そのための資金調達や制度の施行等も各種行われています。
しかし、地域衰退の根本的な原因は将来の地域を担う若年層の
人口の流出です。つまり人材こそ最大の地域資源であり、
この人材が地域の中で減少していくことが大きな問題である
と認識すべきです。長井市の事例が示すように、
地域再生の鍵は「工場誘致」ではなく、「人財立地」なのです。

この発表のために取材にご協力いただいた、
吉田功氏(株式会社吉田製作所 代表取締役)、斎藤輝彦氏
(株式会社斎藤金型製作所 代表取締役)
小関博資氏(株式会社昌和製作所 代表取締役)、
横山照康氏(長井市商工観光課 企業振興室長兼企業振興室係長)
にこの場をお借りして、心から感謝申し上げます。

以上奥山 睦氏のブログ原文です。

靄の海の野原



今朝の社外風景は、一面の靄の中に紅葉の
草花が、霞んで色彩だけが、おぼろげながら
感じられる。景況も又先が霞んでどっちに向かうのか
解からない。政治の世界も足の引っ張り合いで
何一つ大切な議論が、実を結んでいない。
今朝の野外風景のように、五里夢中の状態の中で
年明けの地方選だけを、重視するかの様な
議員たちの姿に、政治への関心は薄れるばかりで
ある。

今月の取材合戦の長井市

11月5日が、朝日新聞の取材、8日がNHK米沢支局の
取材、10日がNHKBS1の公開収録、タスホテルにて
11日が河北新聞の取材(仙台より)
今月は四社のメデアによる取材が予定され
全国、東北、県内と長井市民の活性化に対する
様々な分野の意識と活動が、報道される。
今までも数々の分野で、テレビやラジオ、新聞紙上で
の報道があったが、一つの月に違うメデアの
取材が四件も集中するのも珍しい。
いよいよ関係機関、或いは住民、企業等における
連携や連帯による"まちづくり"が本物に近づいて
きたのかな。

長井市長選まじか

今月は長井市長選である。今のところ現職の他は
立候補の予定者は、いない様である
現職においては二期目の立候補で有り、いよいよ
本格的に市政の施策が、成就するこれからの
四年間だと思う。
個人的見解からは、良く頑張った一期の四年間
だったと思うし、各分野においてもバランスの
取れた市政であったように、感じている。
市の活性化は、連帯感を住民がいかに、感じ
協力しあって、バランスの良い町作りを行なって
いける環境作りに、市のトップがいかに力を
注いでいけるかに、懸かっていると思う。