HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

長男の結婚式と孫の笑顔

五年間の子連れ独身生活に、終止符をうち長男の婚儀を
行なう事になり、親としてほっとしている。
一番喜んでいたのが、孫の姿であった。五年前に母を亡くした時
は、まだ二歳おぼろげながら自分の情況を、察していたろうに
あまり亡き母の事に触れる事もなく、私ら夫婦に甘えながら
何事もなく、元気に育ってきた。幼稚園も学校も一日も
休まず、皆勤であり続けている、しかし母親のいない情況は
友達とその母親の様子など、見ているときどんなに、羨ましく
おもっいたことか、どんなに優しく接しても所詮ばぁちゃん
は、孫にとって母親の代わりは、難しかった。
長男は会社の後継者としても、JCの会員ゃその他の団体の
会員として、忙しい毎日の連続で中々孫との接触の時間が
少なかった。孫はそんな事はおくびにも出さず、いつも
笑顔で、私達に接して甘えてもいたが、年齢が増すごとに
心の奥にある寂しさは、老夫婦には埋めることは難しかった
ゆえに式場での孫の、笑顔に心からの安堵感を覚え
新しく母親になる新婦に、感謝の気持ちでのじいちゃん、
ばあちゃんでした。


師走の夜の様々

「どうですか、お客の出は」タクシーの運転手さんに
たずねると
「このごろ忘年会やら、会合が多くなってきているようで
大分私達の仕事も忙しくなってきました」そう笑顔で
応えてくれた。
会話の中で笑顔を見れるということは、こちらまで顔が
優しくなるような気がする。師走を迎えて、何かと
飲む機会が多くなっているが、二次会以降の人達の顔が
アルコールが入らない普段の顔と、入った時の顔との
格差が大きい人、変わらない人或いは、立ち振る舞いが
全く違ってくる人、飲み会では様々な人の"素"が、見れて
勉強になる。にこにこと楽しく飲む人、いつも人に絡む人
人の悪口を魚に酒を飲む人、トイレに行ったと思ったら
いなくなる人。人を知るには一緒に飲む事が一番である。
"人の振り見て我が振り直せ"という言葉があるが、中々
自分には甘くて、人に辛いのが人間の業である。

癌は切らずに治る

12月7日商工会議所主催の 陽子線治療の最先端医学の
講習会が開かれ、参加してきました。
陽子線(陽子は水素原子から電子をはぎとった、
正の電荷をもった粒子(イオン)です。
陽子を加速器を使って高エネルギーまで加速すると、
透過力の大きい電離放射線となります。これが陽子線です)
をがん細胞に照射し細胞を破壊する最先端治療法だそうです
周辺の細胞を傷つけることなく、がん細胞だけを確実に
破壊して、完治させる治療法だそうで、痛くもなく患者自身への
肉体的な負担も少なく、仕事をしながら通院で直せるとの事で
夢のような治療法でした。ただ治療費が保険対象にならない為
自己負担(2883000円)になるそうです。詳しくは
南東北がん陽子線治療センターにお問い合わせを

12月7日 友人からのコメント

ブログをかき始めてから、もう三年が過ぎようとしている
そもそもの動機が、息子たちへの親父の生き様を
直接話すには照れくさくて、ブログを通して
知ってもらいたかったからですが、それは自分の父親が
亡くなった後、父の持ち物の中から分厚い何冊もの日記帖を
見付け、読んだときから私も日記を書き、いつか息子たちが
私がそうであったように、親としての生き方のほかに
1人の人間として喜びや、悲しみ、悩みや、夢を持ちながら
貧しくても一生懸命に生きた、父親の晩年の様子を知り
驚きの中に、知らなかった父親の人間としての生き方に
感銘を感じたからでした。しかし筆不精の私は中々それが
実行できませんでした。そんな時IT関連の社長をしている
友人から「ブログを開設して、記事投稿してみたら」
と進められ、今日に至っているわけで、息子たちも毎日
閲覧しているようです。時々直接検閲の言葉を掛けてくれます
父親がなくなってから、もう30年ほど経過していますが
私も父親の其のときの年齢を過ぎてしまった、今生前に
息子たちに、1人の人間としての生き様を知ってもらっている
現実に満足しています。

最近あまり人間くさい内容を、書かなくなりおざなりの
季節や出来事を、書くことでお茶を濁していたのですが
きましたね、その友人からのイエローカード コメント
「遠慮しないでもっと人間くささを、出していったら」
其の通りだと思います。もともと私にはありのままに
わがままに生きるしか、脳のない人間ですものね。
私より大分年下の彼ですが、大切な友人の1人です。
いつも適切なコメント有難うございます。

12月4日今朝の天気は大荒れ

みぞれ交じりの強い風が吹き荒れ、会社敷地内の雪囲いの
一部が吹き飛んでいた。
いよいよ木枯らしの冬の季節を思わせる天気である。
昨夜、荘内銀行長井支店後援会(那須猛会長)
の平成22年度総会が開催され
総会に続いて荘内銀行決算報告、懇親会と
一連の行事が行なわれた。
内谷市長、平県議等の来賓を向かえ、国井頭取の荘内銀行
現況のIRの説明や、一般的景況等の話があり来賓の方々から
長井市の現況についての挨拶や、県政の長井市に関わる
これからの施策等お話があった。
最近の金融機関の業績が、どの銀行においても大幅に
改善されているデーターなのに、中小企業の我々の業績は
依然として、水面下であるのには割り切れなさを感じる。