HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

クリスマス.イブ

"複数のサンタに期待孫の顔" この日の孫達はじいちゃん、
ばあちゃんに、指定しておったプレゼントが確実に届くか
どうか、心そわそわで眠りにつくのだろう。
遠い、遠い昔日頃ほしかった少年雑誌など、中々貧しさの
中で、買ってもらえなかつたものが、クリスマスの朝
枕元に、様々な付録で分厚くなった雑誌を目にしたときの
嬉しさが、ふと思い出させられ当時の親たちの貧しさの
中での、子を思う心の深さが今だから、輝いて見える。
現代はものに溢れ、子供たちにとって日常でもほしいものは
何でも、買ってもらえる。プレゼントも瞬間的な喜びで
終わる事は無いだろうか。我々の子供時代のようにもらった
雑誌が、ぼろぼろになるまで何度も読み返した時代、
消費を煽り続けていかなければ、ならない現代においては
化石と化した時代であったのだろう。

昨日12月22日は冬至

夕食の食卓に、小豆かぼちゃが、添えられていた。
「今日は冬至か」忙しさにかまけて暦の移ろいも、気に
ならなくなる。師走の月は最近ではクリスマスだけが
全面に出てきて、日本古来の行事などあまり気にしない
人が増えているのかな。
冬至は一年のうちで、一番昼が短く夜が長くこの時期
風邪が引きやすく、小豆かぼちゃを食べて、ゆず湯に入って
体を温め、心身共に健康を保ち大晦日を乗り切り
新しい年を迎えられるよう、体の準備をする。
日本の季節の移ろいの中には、区切り区切りの暦行事が
組み込まれていて、其のたびごとに心に新しい風を
吹き込み、意欲を新たに生活に活気を持たせる。そんな
感じがして、誠に意義深いものがある。
最近はそれらを、味わってみる余裕すらない自分がいる。
ふと自分自身に「もっとのんびり行こうぜ」と
問いかけてみる。

銀行でいらっしゃいませとロボット

西置賜産業会の若手グループが、開発した販売促進ロボット
"たまるちゃん"の実演会が、山形銀行長井支店のロビーで
12月22日9時より行なわれた。来店のお客様の反応は
とてもよかった。












地域産業担い手育成プロジェクト成果発表会

12月21日山形テルサにて、行なわれ参加してきた。
過去三年間に渡って、物づくり分野において県教育庁高校教育
課の指針により、主催山形県教育委員会、共催山形県、並びに
山形県中小企業団体中央会で、米沢工業高校、長井工業高校、寒河江工業
高校、新庄神室産業高校の4校が、地域にあったそれぞれの内容の
プロジェク計画を立て、この三年間育成プロジェクトを行なってきた。
その成果をそれぞれの高校の、担当教師により四時間ほどの
会議の中で発表され、それをサポートしてきた高校外部団体の
の代表から、それぞれの高校のプロジェクトの成果について
評価の言葉も発表された。私も長井工業高校の成果について
の評価を述べさせてもらってきたが、ひいきするわけでは
ないが長井工業高校におけるそれは、地域連携や連帯の組織の
中での活動としては、実践的であり教師そのものの
モチベーションが他と比較して、群を抜いていたように思われた。

漢字が書けない、言葉を話すのが苦手

最近世相的に、話し方が下手な若い人達が増えているような
気がしてならない。雑談的にはよく若者言葉でコミニケーション
は、図れているのだが、人前での言葉での発表なり会議と
なると、発言をしなくなる。報告書も自筆でなく殆どが
パソコンでのプリント提出が多い。若者だけの現象では
ないのだろうが、私なども自筆で書く場合、まず漢字が
書けなくなって来ている。読めるのだが、書けない。
メールやらパソコンでの文章は、自筆に比べて驚異的に
楽だし、自筆のへたくそな字を気にしなくても書ける。
気持ちを伝えるにも、相手の表情など気にしないでメールで
一方的に送るから、楽なのかもしれない。
文明の発達と共に、どんどん言葉も文字も平均化されて
個性的な、文字、個性的なコミニケーションが、衰退していく
気がしてならない。年賀状を目の前にして自筆で書こうと
して、悪戦苦闘、結局パソコンに頼ってしまう。
私もコミニケーションの衰退組みに、なっているのかも。