HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

地震発生9日目

被害の無かった此処置賜地区にも、今色々な変化が起きている
福島相馬地区からの避難民が、続々と増大していて其の多くが
原発トラブルによる放射能被ばくを避けるための、避難民
である。行政も市民も善意の支援に全力を尽くしている
ただ避難民の中には、観光客気分で夜には酒宴をしている
マナーの悪い人達も、一部にはいるとの話も聞く。力も金も
ある人達がいち早く、遠くまで避難をしている感じである
本来は地震津波等で、被災した人達を最優先で支援すべき
だと思うのだが。支援体制の確立がごてごてのような感じが
しないでもない。又不思議な事に山形鉄道も止まったままである
日頃あれほど、地区民に必要な鉄道としてPRし維持に様々な
協力を要請し、みんなの鉄道と言われながら、緊急のときに
利用できないでは、その存在価値などないと思う。
路線に被害などこうむっていないのに、なぜなんだろう?
事情があっても、部分運転ぐらい出来るであろうに。
山形新聞の募金受付には、個人団体多くの人達からの義援金が
日を追うごとに、増大しているようです。県民の支援に対する
真剣さが感じられる中で、県支援体制が付き合い程度では
すこし肌寒い感じがする。

長井市内各団体巨大地震支援活動へ動き出す

今朝方三時頃地震後初めて、市内スタンドにタンクローリー
が入った。
各企業の燃料不足が、限界で社員通勤も間々ならない情況に
ちょっぴり明るさが戻ってきた。市内各団体の支援計画も
ここに来て多くなり、燃料供給が少しでも持ち直してくれば
支援活動が大幅に推進する事であろう。一般物流も被災地向け
には、無理であるが、その他の地区への発送は一部の運送業者
が、受付を始めた。これで企業活動も少しは持ち直すと思う
もう暫くの辛抱で、我々製造業の生産活動も平常に戻る
日も近いと思っている。

漸くタンクローリーが動き始めたようです

新潟方面は一部を除いては給油制限は無いようです。
又置賜地方にも今日あたりから、給油のタンクローリが
各スタンドに、三分の一ほどづつ給油に訪れるという
情報が入っています。新聞紙上にも来週一杯くらいで
燃料不足も大分解消されると報じられています、被災地の
方々も燃料不足に対しては、もう少しの我慢だと思われます
何はともあれ寒さ対策だけは、急を要する事ですから。

東日本がつぶれる?



なにを血迷った事をいってるのか、一国のトップの言葉
ではない。東京電力の現地社員は命をかけて、原発トラブル
に対処している。それを支える家族、いかばかりの心境か
今この巨大地震の復興を目指して、全国民が立ち上がっている
中、どう動いてどこから手をつけるかの道筋をつけるのが
政府トップの仕事。いらいらしないでしっかり肝を据えて
全体を見て、指示をする事。あせらず出来る事を一つ一つ
積み重ねて、復興への道を切り開いていく事。国民は忍耐と
協力を惜しまない。
おりしも三月の中と言うのに、真冬に逆戻りの今日の天気で
あるが、確実に春はくる一喜一憂はすべきでない。
原発のトラブルも日本の技術を信頼し、努力と忍耐の中
ことにあたっている人達を信頼し、サポートを続けていけば
必ず終息に向かっていく。頑張れ総理大臣。

業者必死の配送

工具販売業者は、営業車の台数を規制して全社的燃料を
節約し効率的配送に努力している、そんな姿に製造業としては
その業者に絶対的信頼感を持つ、今後の取引量もそうでない
業者との差別化は、当然していかなければならない。
大変なときこそ、どう顧客に対応するのかにより平常に
戻ったとき、格差が表われるのは必然と思われる。
ガソリンスタンドにおいても、スタンドを決めて常時購入している
客には、せめて開店日の情報ぐらい出してもよさそうに
思える。市内も当番せいでガソリンの供給を行なっていると
言うが、市内を回ってみて初めてその店を確認する情況である
平常に戻ったなら、スタンドの選別も考えなければならない
と思ってる人も多いと聞く。