HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

北国の春に向かって



残雪もみるみる小さくなって、四月の月を迎えた。
巨大地震の災害を受け、人命や大地の傷跡は大きくその
無残な姿で、北国は春を迎えることになったが
人々の心の中には、漸く復興に向かっての希望と、人と人との
絆の強さを噛み締めながら、それらに強く立ち向かう
息吹が春と共に、増幅してきてる。
自粛と言う、心の萎えた感情の基に通常活動の停滞を生み
ややもすれば、引きこもり的生活を続けてきた。
もうそろそろ通常の生活行動を春と共に始めようと思う
経済の活性化を取り戻しエネルギッシュな行動をする事で
被災地の方々に、長期的支援を行なえる活力を蓄えて
行かなければならない。そんな四月の訪れと思いたい。

世に憚るか?

2008年9月よりブログをかき始め、沢山の人からアクセス
していただき、老兵のぼやきブログも5万件のアクセスを
超えました。最近ではブログを書かない日は
体調がほんとでないような気がします。
妻も息子も読んでいるようで、時々駄目押しされますが
今年9月1日で、ブログをかき始めて丸三年になります。
其の日が、息子との世代交代の日でもあります。

遺言のつもりで書き始めたブログが、妻に言わせると
「お父さんは、長生きするよ、なぜなら憎まれっ子
世に"はばかる"と言う諺があるじゃない」
其の通りかも知れない。
これからは、次世代に対して老害的対象にならないよう
応援のつもりで、ブログを書き続けようと思います。

4月1日入社式

今年度男子1名、女子1名の2名の採用をして4月1日から
社内組織の大幅な改編を行い、"ものづくり"の新しい方向へ
向かっての経営に踏み出す事にしました。
特に今回の日本の大惨事を踏まえて、世界の中での日本の
"ものづくり"がいかに世界で重要な部分を、担っていたかを
痛いほど知らされました。それと同時に"ものづくり"の
海外移転が増幅されてきた昨今の情況の中で、技術日本の
世界での役割がまだまだ健在で、重要な位置にあり日本の
技術なくして、世界の"ものづくり"も成り立たない事に
大いなるプライドを感じ、今回の震災復興が長引くであろうが
"ものづくり"に対する、夢と希望を捨てず新入社員も我々も
気持ちを高揚させ、今後の"ものづくり"に努力しようでは
ありませんか。

ニュートップに記載された

神戸国際大学教授 中村智彦氏が執筆されている連載記事
"日本一訪ねたい工場"日本実業出版社(東京都文京区)の
ニュートップの四月号紙面に、工場内容が記載されました。
二月に中村先生と出版社担当田中氏の取材がありまして
四月号への記載となりました。






3月31日こんなに雪があつて?



3月も今日で終わりというのに、桜の木の根元を残雪が
山ほど覆っている。桜咲くんだろうか?
ふと不安がよぎる。
巨大地震後、被災地のこと、原発の事、放射能被害のこと
経済活動の停滞など、さまざまな不安感一杯で新年度を
迎える事になる。間違いなく桜は時期になると咲くと思うが
地震被害情況の問題は、解決するのだろうか。
世界各国からの支援や、国民全体が一つになっての復興へ
その情況は刻々と進展してるようだが、長期にわたる忍耐と
努力が必要だと腹をくくって、生きなければならない日々が
続くと思われる。
戦後の復興を経験しているわれわれ年代であるが、
幼年期と晩年に、二つの国家的復興に立ち会う事になろうとは
老いていないで、復興という大事業に人生閉めの働きを
せよとの神の啓示であろうか。