HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

長井中央ロータリー20周年記念例会

十五年程在籍の後、五年前退籍しました。
今回OBということで、招待され参加して来ました。
久しぶりに遠方より参加した友人と、最後まで飲み明かし
同年代のせいもあってあって、人生についていつも無く
高尚な話に花が咲き、時間の流れも忘れてしまいました。

今日土曜日出勤日です

昨日福島出張で、顧客との打ち合わせの中で装置立会日が
決定、それに伴い設置工事も早くと言う要請の中
来月は気ぜわしい月になりそうである。
田植え時期の気温は、田んぼに水を張るせいか肌寒いほど
下がる。すつかり稲の苗が規則正しくどの田んぼでも
植えられ、五月も月末を迎えようとしている震災からもう
七十八日も過ぎているが、震災地では田植えも出来ない所が
殆どであろう。何時もの通り田植えが出来るようになるのは
これから何年先であろうか、震災の記憶を風化させないで
国民一体となって今後長い月日苦難の道を、歩まなければ
成らないのが今の日本である。
季節、季節に被災地との対比をしながら、被災民の現状を
思うことが、復興への心の絆となるであろう。

「じいちゃんお風呂だぞ」

孫とは周一木曜日に、風呂に一緒に入る事にしている。
しかしながら、私の都合で家にいなかったりで実際は
最近月2くらいの間隔で、一緒に入る。
孫は学校の事、友達の事ピアノ教室の事様々はなしてくる
昨年までは、孫のお風呂担当は毎日私であったのだが、
今年に入ってからは、孫の都合私の都合で中々その機会が
少なくなっているので、周一に決めたのだがそれも
中々実現してない。昨夜は巨人・ソフトバンク戦
一点専攻の巨人、三連敗中の巨人にとって今日は、行けるだろう
とテレビに夢中になっている最中に、「じいちゃんお風呂だぞ」
と孫が部屋に迎えに来る。「解かった今行く」テレビを
切って腰を上げる、野球も見たいが孫の言葉は私にとって
絶対である。"じじ馬鹿"は孫の成長と共に強くなってくる。
風呂から上がって部屋に戻ると巨人逆転され四連敗。
はなはだ面白くないが、「まあいいか、孫と久しぶりに
コミニケーションを取ったからな」と心の中で呟く。

勝率五割の人生

相撲の世界では、八勝七敗と七勝八敗では大きく違うが
人の生き方の中では、おおむね一生を通じて五割の勝率で
あれば幸せな一生といえると、何かの本に書かれていたのを
記憶している。生まれて来たとき人はゼロから出発して
数々の勝敗を経験して、人生を卒業するときに又ゼロに
なって生涯を終わる。

若い世代は勝敗の比率が大きく揺れながら喜んだり、
悲しんだりの差が大きい生き方が大半であると
思われるし、一喜一憂の時間を味わう事が常となる
仕事にしろ、家庭にしろ何とか勝率を上げようと頑張る
だから其の時代は、人の生き方が躍動的で輝いて見える。

年を重ねてくるにしたがって、必然的に安定した勝率五割の
生き方になってくる感じがする。それが自然体で生きる事の
極意かも知れないが、中々そうなれないのが人間の性である
政治家や元官僚の天下り先企業が、自分の勝率を上げる
ために良心を売ってまで、政争や利益確保に血道を上げて
いる現状に、甚だ憂いを感じ震災や原発事故の復興、収束に
大きな不安を感じている今日この頃であります。

天気晴朗なれど、花風が吹く

気持ちよい五月ばれのひと時
二日酔いの頬に、花風が心地よい