HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

眼下の長井市(タス九階より)

七月十三日 午後12時半の夏の日

忍耐こそ進化への道

初めての大手メーカーに、装置を納めて、三週間
製品を流しながらの微調整、品種が多いため品種ごと
流すたびに、装置を調整。忍耐この上ない出張で、社員の
ストレスが溜まっている。大手メーカーの厳しさを
肌で感じ取っている。しかしながらそれを乗り越えないと
新しい装置の開発は、うまく行かないと思っている
それにしても社員の辛抱強く対処する姿には、頭が下がる。
いい社員たちに恵まれているからこそ、新しい道に
進む勇気を持つことが出来る。今日も彼らは出かけた。

おーい雲よ、熱くないかい

(七月十二日)15日間の逃避行

二週間前孫がかわいがっていたオスのハムスターが
籠より逃亡、家中家族みんなで探したが見つからず
二週間が経過、家族一同どこかで野たれ死していると
諦めていたところ、今朝玄関のじょうろで草花に水を
補給しようとして、妻がその中で残っていた水の中で
立ち上がって頑張っているハムスターを発見。
二日前水遣りをしているので、昨日あたり暑さの中で
水のみに入って出れなくなっていたらしい。
すっかりやせ細り、逃亡前の姿の半分の大きさになっていた
太りすぎだったので、二週間の逃亡生活がいかに大変だったかが
解かる。籠に戻すと一生懸命に濡れた毛づくろいに
頑張っていた。良くぞ生きてもどってきたものだ。

7月11日東北地方梅雨明け宣言

今日より四日間タイ人三名、当社で製造したタイ向け
自動機の使い方と条件出し等の研修のため来社
本日の暑さに、タイ人もびっくりか?
とにかく熱い、午前中に30度を優に超え、梅雨明け宣言で
本格的真夏の到来である、盆地であるがゆえに湿度高く
暑さ厳しく、その上今年は電力不足という
歯を食いしばって頑張ろう。夏来たれば秋遠からず
二ヶ月の辛抱。