HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

セキレイの子育て





社屋の南玄関の屋根裏に、毎年セキレイの夫婦が巣を
作る。人の出入りが頻繁にも関わらず、おじける様子もなく
しっぽをぴんぴん上下に、振りながら餌を運んでいる。
何年もこの時期のセキレイの子育てを見ているが
いつも同じ場所に、巣作りして子育てをしているのを見ると
このつがいに取って、よほど安全な場所らしい。
今年も七月の月末の風物詩を、見ることが出来ほっとした
気持ちですごしている。

長井工業高校創立五十周年事業財務委員会

2012年秋の創立記念事業に向けて、式典、記念誌、記念事業
等の各委員会からの、事業内容と予算が計上され
それらの予算について、検討合わせて募金活動の骨子等に
ついて、意見交換を行った。
来年度の周年行事は、通常の周年行事とは違って創立50年
という区切りの年度であり、地域に支えられ半世紀数々の
人材を地元に排出、地元産業界の活性化に寄与し続けて
来た同校の功績は大きい。
同窓会を中心として、行政、会議所、PTA、体育文化後援会、
地元企業群、連携とサポートを持ってこの50周年を
意義ある式典にしたいものと考える。
まして高校再編の真っ只中にあって、長井工業高校の地元では
無くてはならない存在感を、知らしめる一大イベント
ともなりうると考えるとき、今まで多くの方々からサポート
して頂、半世紀という長い歳月を実業教育にまい進できた
事に対しても、大きな感謝の気持ちも重要であり
関係各位や団体の結束を持って、恥ずかしくない式典を
やらなければならない。
募金委員各位の、いっそうの頑張りを期待したいと
願うばかりであります。

夏の日のオアシス

昨夜は肌寒いくらいの気温で、快眠。
今朝も台風の影響か、上着を着ての出社。
毎日30度を越す暑さの日々が、嘘のように涼しい。
真夏日ひと時の涼に恵まれているが、台風の通り道の地域
では、大きな災害に見舞われているようで気の毒に思う
いつも思うのであるが、自然災害や人災による被害は
常時発生するものとして、環境や経済、健康については
想定して生活を営んで、行かなければならない。
どんなに気をつけ、対策を採っていてもある日突然と
いうことがある。そんな時復旧や再生に向かうのは人間の
遺伝子に組み込まれている業である。そのエネルギーと
なるのが、忍耐や連携、諦めない気力等の"心"の強さで
あろう。企業運営の中にも晴れた日や雨の日、暑い日や寒い日
様々な山や谷が訪れてくる。そんな中でも社員の笑顔や
家族の笑顔に出会ったとき、今日の気温のようにほっとする
のは、"人の心の中にあるオアシス"が和みを与え、気力を
沸かせてくれるからだと思う。協調して連携して思いを
分かち合い、政治も震災復旧も原発収束も努力すれば
必ず震災前の日本、いやそれ以上の新しい日本に生まれ
変わるのは確実だと思っている。

蝉が鳴かない

夏が真っ盛り、会社周りの木々のおかげで目には
涼しさを与えてくれて、暑さの中でも窓を開ければ
風が社内を通り過ぎていく。
緑の木々に囲まれた、社屋は都会の人達にはうらやましい
位の環境であろう(ただ田舎だけの話)
しかし今年は、蝉の声が全く聞こえないし、周りを散策しても
"せみかっか"(蝉のぬけがら)が一つも見受けられない。
"じーじい"という油蝉の鳴き声が、聞こえてもよさそうな
時期なのに、何か変だね。あつぐるしい泣き声が
ないだけでもいいかと、思うがやはり蝉の鳴き声は
夏の風物詩だから、なんとなく寂しい。

水中ロボット「ザリガニくん」製品化

構想から一年半様々な仕様リサーチを行い
我が社の技術陣を、総動員して開発に努力してきましたが
今般様々な実験をクリアーして漸く製品化にこぎつけました

日本ザリガニは、絶滅危惧種に指定され、北海道、東北の
一部に生息するのみとなっております。川の上流や
山間の湖沼、水温20度以下の冷たくきれいな水に生息し
おもに広葉樹の落ち葉を食べて生活しています。
私達は日本ザリガニが生息する清涼な水源を、イメージし
このロボットに「ザリガニくん」と命名しました。