HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

いよいよ師走

今日から12月いわゆる師走一年の締めくくりの月の到来。
人の動きも、金の動きも、仕事の動きも忙しい時期
まだ積雪も無く、寒さもそれほどでもなくすごしやすい
仕事は年末を迎える前の、納期の忙しさで残業の連続。
昨年度の今頃とは、大分様子が違って気ぜわしい日々の
連続である。昨夜遠方の友人から電話があり近況を知らせる
話で、盛り上がる彼も会社を息子に任せて、悠々自適らしいが
体の変調で入院を繰り返していると言う、言葉の端はしに
弱気が滲み出ていた。
人間の一生を春夏秋冬に例えるなら、彼も私も冬の季節に
入っているのは間違いない。最後の季節を暖冬で過ごしたい
ものと彼が話す言葉に、一瞬言葉に詰まってしまった。

戦場カメラマン 長井市で講演

11月29日6時半より、青年会議所主催の戦場カメラマン
渡部陽一氏による「命、愛、絆」と言う演題で約700名
程の聴衆の前で90分の時間行われた。
私も家族一同で、会場に聞きに出かけた。
経験談を中心にして、命と愛と家族の絆について中高生向けに
戦争の悲惨な出来事と犠牲になる子供たちの、惨状を
身振り手まね全身を使っての、90分の講演でした。
彼特有なキャラクターで、礼儀正しくわかりやすく話す
態度に、聴衆の喝采を浴びており、中々好感の持てる
講演会でありました。日本の平和ボケの現状を見るとき
中近東で繰り返されている、人と人の殺し合いの空しさと
人間の欲望と宗教の間で苦しむ世界を理解に苦しむのも
平和ボケの性かも知れないと感じてきた。

11月29日深い混迷の朝



自動車関連を筆頭に、国内"ものづくり"産業が海外移行の
急速な傾向の中で、日本のお家芸である「かいぜん」も
限界に近ずき、円高対策への方策もなすすべもなく技術立国
日本は、今深い霧の中でもがいている。今朝の読売新聞
一面のコラムの要旨である。
政治家たちは、協力や団結と言う言葉を忘れ足の引っ張り
合いに、血道を上げている。原発を先頭に自分達の
都合の悪い事柄は、すべて隠して責任を誰も取らない。
混迷の中の日本、憂鬱な朝のはじまりである。

賑わいを見せる夜の巷

11月も月末の週末を向かえ、忘年会の予行か、或いは
隣組の契約の流れか、夜の飲食業が今年一番の賑わいを
見せているようである。中学校のPTAのご父兄のお母さん方も
元気よく、会合等での飲食にカラオケに日頃のストレスを
解消しているようであるし、建設業や建築業のV字型
景況の復活に、3.11以降の久ぶりの活況に夜の巷を酒豪たちが
此処週末ともなると闊歩しているようだと言う。
当時の自粛ムードも、もうすっかり影を潜め被災地は
傷を残したままであるが、人々の心は躍進に向かって
活気にあふれているように見える。
大阪では、維新の会の橋本氏が圧勝の中で、国の根本を
変えようと、ニューリーダーとして大きく浮上してきている
夜も昼も新しい動きの中に、年明けに向けての希望が見える

中小企業活性化委員会

長井商工会議所の議員各位で組織する、活性化委員会が
11月24日開かれる。
15名の委員のうち、8名の参加で行われた。
金融、飲食、通信、製造の各業種からの参加で海外移行が
進む生産活動の中で、地域経済の方向性等について
活発な意見交換が行われ、各業種よりの情報が今後の
指針として大変参考になりました。
11月の中を過ぎ12月にかけ、様々な会合が今後目白押しと
なる中で、寒さも加わり自己管理を徹底して、健康を
しっかり維持する。年末へ向けての最大の課題と言えそうで
あります。