HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

クリスマスイブ

12月に入って市内の高名な先輩方の逝去が、続いている。
又今年は、3.11の被害の中で名も知らない多くの老若男女
が、尊い命を奪われている。今日付けの読売新聞の
編集手帳の文面に、シクラメンの花について記してあった
…可憐な花に、小椋桂さんの作詞・作曲した「シクラメンの
かおり」を口ずさむ人もあろう。疲れを知らない子供のように
「時」は人を追い越していく。呼び戻す事ができるなら
僕は何を惜しむだろう。なじみの歌詞が、これほど痛く
胸を刺す年の瀬もない。…のくだりがあり眼が釘付けに
なってしまった。イブの夜を家族団らん出来る環境の中で
すごせる事以上の幸せはない事をしみじみと、感じながらの
クリスマスイブとなるであろう。



12月23日 お別れ会

長井商工会議所副会頭の松木氏が、74歳で突然逝去され
今日はそのお別れ会を、タスホテルで行う。
人の世のはかなさに、身をつまされる
会社は休日にも関わらず、年末の追い込みで
10名ほどの社員が臨時出勤。
外は吹雪模様の天候で、寒さが身にしみる。
昨夜は山形大学六学部の各担当教授方との、懇談会があり
長井商工会議所常議員が出席する。
時間は何があっても、止まることなく確実に時を刻んで
進んでいく。今日はなぜか時の流れに心を奪われる。

今日は冬至

一年の内で昼が一番短く、夜が一番長い
柚子湯に入って、小豆かぼちゃを食べて長い夜をゆったりと
すごす日といわれている。なぜ柚子湯なのか、なぜかぼちゃ
を食べるのか、いろいろな説が有るらしいが、昔から
明日から昼の時間が少しずつ、長くなる境の日の節目として
年の瀬の行事として、伝わっているからそうしてるらしい。
年を重ねる毎に、そういう二十四節の行事には興味が
湧いてくる。今朝も妻に小豆かぼちゃ煮ててねと念を
押してきた。

すき家に行ってみた

長井市に牛丼チエン店の「すき家」が今月15日に開店された
今まで牛丼店なるものに一度は、入ってみてみたいと
思ってはいたが、山形にいってもどうも高齢者の入る
所ではないと思っていたので、照れくさくて入る機会が
無かったが、地元にあれば話は別と開店間もない時期を
ずらして、昨日の昼飯時に行ってきました。
カウンターにすわり注文の仕方がわからず、もじもじしてると
隣のおじさんが、目の前の釦を指差し「それをおしな」と
教えてくれた。早速並み牛丼250円を注文する、ものの5分
程で、運ばれてきた。値段の割には食べやすい味で
量も丁度良く、おいしかった。くせになりそうである。

12月21日 久しぶりに晴れ

今月仕事の山場の一つ、大量製品出荷が昨日チャーター便にて
完了、ちょっと一息。次の山場が来週月曜日の装置の立会い
新しいお客様への初めての、装置であり担当社員の緊張が
高まっている。設計から製作まで神経をすり減らしながら
作り上げていく生産用装置、担当の彼らにとって立会日は
毎回どきどき物である。その場で評価を下される試験官の
前にいるようなものであり、落ち着かない一日にもなる。
その反面、その装置が仕様書どおり、設計どおりお客様の
希望通りに作動したときの喜びは実際担当した者でないと
味わうことの出来ない感情である。
もうじき今年も終わる。どんなに激しく大変な年であったとしても
明日に希望を見出して行くのが、人の心のすばらしさである
さて年末もうひと頑張りして新年を
迎えよう。