HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

ボトルネックへの挑戦

生産活動の中で、コストダウンは主に生産現場の改善が
中心に、叫ばれていますが弊社は今年度受注から納品までの
業務的流れのボトルネックと、効率化を目指して
IT的要素をより深く取り入れた、社内全体のラン機構の中で
どの場所のパソコンでも、人目で途中経過や出荷日納期などが
把握でき、全ての流れがバーコード管理で呼び出せるよう
1T機器も増設や管理ソフトも改善し、より流れを
良くし、お客様に対しての対応をすばやく出来るよう
又ボトルネック時に、発生する無駄な行程を削減し
社内全体のコストダウンを図るべき、計画を立てる事に
しました。少量多種生産の中で、間接要員の仕事量は半端じゃ
ありませんし、うっかりミスも発生お客様に迷惑やいいわけ
めいた回答も有り、信用度を落とす恐れもあります。
今般ITをもっと利用した、会社組織を見直して現況の
国内生産の海外シフトへの、お客様心理を少しでも国内生産でも
ペイする、"ものづくり"分野もあることを、認識していただき
国内生産がいかに安全安心で、あるかを再確認
していただけるよう、今年度は挑戦していかなければ
ならないと、新社長の方針。
大いにサポートしようと思っています

来客万来

昨日から、新年の挨拶に金融機関を初めとして、各購入先
業者さんや、メーカーさんの来社が頻繁である。
様々な情報が話の中で、吸収することが多く身近な過去から
今後の製造業の景況の情況が、分野毎にその傾向が
推測される。彼らの情報を冷静に分析すると今年度の
東北地区に置ける、製造業の方向性や景況のあり方が
つかみ取れるような気がする。今になって震災の後遺症に
よる生産の分散の中で、福島地方の被害メーカーの仕事が
全面的に山形内陸部地方に、大量に分散されているようで
かなり忙しい企業が多いという。又建設機械メーカーの
生産量が半端でない増産に、追い込まれていて設備や
人員を総投入しても、追いつかない情況が続いていると言う
円高やユーロー安で、輸出産業に向かえ風が吹いている
現状ではあるが、価格や利益はともかくとして、仕事量に
関しては、今年前期は差ほどでもないが、後半になって
かなりの忙しさが訪れるであろうと、言うのが来客方の
異口同音の考えで有るように、思われました。

1月10日正月気分も払拭

社員2名午前3時仙台に出張、朝6時からのお客様生産ライン
の稼動立会いに、向け出発。
ライン最終工程の検査機が、弊社担当の製作機。他社担当の
前工程の機械類が、旨く稼動してもらう事を祈る。
いよいよ、お客様メーカーも平常の本格稼動が今日から
始まっており、電話、ファックス等も頻繁に届くと
思われる。少し冬型の気候も緩んだ二、三日であったが
週末には又寒気が、増幅する予報の中で新型インフルエンザ
が、流行の兆しがあり子供や高齢者の体調には、充分な
注意が必要と思われる。

光陰矢のごとし

年明けの日々は、あっと言う間に過ぎていく。
眼を開けると直ぐ、雪かたずけの毎日。
朝の忙しさの中で出勤する。雪は年末から絶え間なく降り続け
あっと言う間に小寒が、到来してしまう。
雪国の宿命であろうが、それなりの感動も多い。
歳を重ねるごとに、時間の流れがとても速く感じる。
一日の終わりがあっと言う間であり、惜しみながら過ごそうと
思うが、時間は容赦なく過ぎていく。
昨年の震災や、原発事故"喉元過ぎれば熱さを
忘れる"式にならない様、時間の流れの速さに押し流されては
いけない事柄もある。とかく今の日本はその場、その場
の対処療法で、進んでいるように見えるが長期的に
しっかりした、次世代時期の姿を描いた目標を
立てて進まなければならないのかと、
思う今日この頃である。

機械稼動の音

本格的に年明けの仕事が稼動し、工場内の各機械も
新年の新しいモーターの音も力強く、金属を削る。
工場内を見回る耳に、機械の稼動音がなぜかしら新鮮に
響いてくる。社員のきびきびした動きが頼もしい。
朝のニュース等では、ユーローの下落を受けて新年の挨拶の
中で、某大臣が日本の製造業に、大津波が来るとか、不謹慎な
発言を言っているようだが、日本の製造業はそんなに
腰弱ではない。不安を煽るような政治家では意味がない
中小零細企業を、なめるんじゃないと言いたい。
今年は各企業の大きな転換期、ピンチをチャンスに変える
自立精神は人一倍強いと思う。グローバルの中で生き延びるには
グローバルな思考をより敏感に分析して、方針を立てる
その中で、よりベターな道を開拓する気持ちを社員一同
心に刻んで、トップが舵を取れば今年一年明るい一年を
構築できるものと確信している。