HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

地上の隼???

かねて西置賜産業会、会員企業でチームを組み開発に
取り組んでいた、ソーラーシステム電源で作動する
農業用取水システムの試作品が、完成した。
今後実用試験を繰り返し、実働データーの分析に時間が
かかろうかとは、思われるが一応室内作動には成功を見た。
形がそれとなく、小惑星"イトカワ"まで宇宙旅行して
戻ってきた、宇宙船の形に似ているような気がする。


◎長井工業高校2学年への講演

144名の2学年生徒に対して、就職準備支援活動の一環として
午前、午後に分け50分ほどの時間タスホテル会場において
話をしてきました。主旨は「選択」と「集中」を中心に
過去50年前の社会と世相を振り返りながら、其の流れを
確認し現状の社会情勢を分析しながら、どうゆう考え方で
企業を選択したり、進路を決定する参考にしてもらいたい
事を、述べてきました。生徒達も長時間に関わらず
メモをとり真剣なまなざしで聴講していた姿が、印象的でした。

今週の関係団体での行事

2月20日・長井工業高校50周年記念事業総務委員会
     ◎寄付金の要請活動を中心にの話し合い。
2月21日・長井法人会北支部 役員会
     ◎平支部長が会長就任に伴っての欠員役員の人事
     ◎北支部会員増強に関する協議
2月22日・◎長井商工会議所工業部会と長井市商工振興課との
      懇談懇親会の開催
2月23日・◎長井工業高校就職準備支援活動
     ◎講演依頼を受け2学年144名の生徒及び関係教員
      に対して午前、午後の二回にわけて講演
今週はとかく気ぜわしい日が続く、地域の状況の中で
リーマンショックそれに続く3.11の影響が一年を過ぎようと
しているのに、なお景況の立ち直りに影響が深くそれが
雇用意欲減少にも影響している、地元企業の心理である。
それに対して、様々な試みが関連機関を中心に行われている
地域に生きる者にとって、出来る限りの参加と協力を
する事にやぶさかではない。それが地域協調と地域活性化に
結びつく事と考えるからである。

「それでは勝負に勝てません」

読売新聞の2月17日付け一面の編集手帳欄に興味ある
エッセイが記載されていた。
日本将棋連盟会長の米長邦雄永世棋聖(68)が特別公式対局で
コンピューターソフトに一月ほど前敗れたという。
その原因を彼の夫人の言葉によると、全盛期に比べて、決定的
に欠けているものがあるという「あなたはいま、若い愛人が
いないはずです。それでは勝負に勝てません」
彼の近著「われ敗れたり」(中央公論新社)の中で愛人談議に
託して語られていると言う。
「円熟」ではなく闘争本能健在の老成「角熟」を唱えたのは
元日本医師会会長の武見太郎氏だが、米長さんの経験談も
将棋を離れて、老後の生き方の参考になりそうである
心に若い愛人を・・・・家では口にしにくい格言も、たまには
ある。と結んであった。
我々年代もさることながら、若い人の草食系の増殖の中で
国全体が闘争本能の欠落が見られる中、大いに共感を覚えた。

三寒四温

週末に寒波到来、この時期週の前般が寒気が緩み
後半が寒気が厳しい。まさに三寒四温の状態が続く。
どんなに豪雪の年でも、春の足音は季節を迎えると訪れる。
雪国にとっては、この季節を迎えるともう少しの辛抱だ
もう少し我慢すると、雪も消え雪との戦いも終わり
春の日差しを迎えることができると、胸躍る気持ちになれる
季節とは裏腹に、国会の様子は収支のつかないコップの
中の争いに明け暮れ、国民に希望と暖かさを示す国の方向性は
依然として、暗闇のままである。企業なら当の昔に倒産して
いる情況なのに、それでも借金を重ねながらその場その場を
乗り切ろうとしている。収入以上のお金を使いながら
経営する国のトップは、束の間の社長の期間を持たせれば
言いと思っているか不思議でならない。一部の人達の優雅な
生活を保障しまさに "一将功成りて万骨枯る゛的今の国民生活を
真剣に考える国の社長は現れないのか。