HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

義兄の葬儀

身近な人の葬儀に参加するたびに、人の終わりのはかなさに
心が痛む。多くの人の見送りを得て人生の卒業式を
終え、どこへ行くのであろうか。
一般的には、仏教の教えのなか極楽浄土へ向かうと
あるが確認した人はいない。ふとそんな事を考えてしまう
遺族の心の中に、思い出として存在するしかないのか
それも月日とともに、うすくなっていく。
時折の仏事の中で、思い出され語られる時々の記憶の人
となってしまう。葬儀に参加するたびに父や母、妹の
生前が記憶によみがえるが、普段の生活の中では浮かんで
来る事は少ない。それでも逝去者は子供や兄弟、友人、知人の
心の中で、生き続けていくのであろう。
何かしら人生の生き様の教訓を与えながら。
人は何時かは迎える卒業式まで、今日も懸命に生きようと
頑張っている。

山形大学に要望書提出

4月14日予てより長井市に、山形大学工学部の
サテライトキャンパス創設を、長井市と地元企業の中で
熱望しておりまして、様々なレートを通じて大学側に
打診しておりました。長井地区の会議所、市当局、企業等の
コンセンサスの中で、大学側から要望書を提出してくださいとの
事で、長井市長と関連部署共々、山大工学部を訪問し
学部長、副学部長との、懇談を持ってまいりました。
学部長を始め、工学部側の答申は非常に好意的なものであり
創設に向けて、様々クリアしなければならない問題も多々
ありますが、今後に向けて大きく前進できる会議で、ありました
地域の活性化を含め、"ものづくり"の地域の次世代の
技術的、経営的なスキルアップに大学の技術や、若手教授の
頭脳と研究結果は、当地区にとって今後欠かせない
物であると確信して、まいりました。
早急な創設を願ってやみません。

春の風が強い

此処一週間、社員の葬儀出席の休暇が多い。
漸く春の訪れを迎えたのに、人生を卒業してのお別れが
多い時期のような感じであり、私の親族の中でもあり
私とあまり年齢の違わない、人達もお別れしていく。
一度は皆其の時期を迎えるのに、何時もはあまり深く
考える事もないままに、忙しい毎日に追われているのが
常である。葬儀の日や入棺、等仏事の日取りと仕事の
予定日の重なりで、戸惑う事がしばしば、仏事の時だけは
ゆったりと気持ちに余裕をもち、其の方を思い送って
やりたい。日頃いかに心忙しく過ごしているのか
こんな時しみじみと感じる、今日この頃である。
春の風にふかれて、故人は天上へと旅たっていく。

長井企業振興室と懇談会議

昨日西置賜産業会会員企業と、企業振興室担当者との
今年度のオンリーワン事業に、ついての事業計画と
山形大学工学部、長井サテライトキャンパス創設に関する
要望書に、ついて話し合い今後の対策を検討する。
市内広範囲の事業を鑑みての、計画になるため熟慮の上
進行を行うことになりそうである。
ただチャンスを物にするには、"へたな考え……"の例えも
あるとおり、ぐずぐずして、この機会を逃してしまう
恐れ有り、鉄は熱いうちに打ての諺も必要かなと
考えられる。


ツバメの飛来

まだ桜の蕾も小さい桜並木を掠める様に、音もなく
すべるように飛ぶ、ツバメ。
先発隊であろうか?偵察機のごとく流線型のスタイルに
残雪とツバメ不思議な4月の、昼下がりである。