HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

鈍感こそ幸せ

毎日、朝の報道番組、朝刊等の報道で国内はおろか
世界各国の様々な情報が、瞬時に届く世の中である。

楽しい事や、いやなこと、悲しいこと、痛ましいこと
好むと好まざるに、関わらず雨あられのように、飛び込んで
くる。大抵はさらっと流してしまうのですが、時には
情報によっては、喜怒哀楽を激しく感じてしまい心が
疲れる。身近な中では知人の心の裏側など見たとき
ストレスを感じ、体が重くなる。

情報を整理して、ストレスになるような情報は消し去っていく
方法やクスリがあったなら、良いなぁーと思う若者が
昨今増えていると聞く。

敏感すぎるため、逃れるために受身の場合は自殺に
走ったり、脱法ハーブ等の薬物使用に走ったり、集団で
いじめに走ったり、動物虐待、或いは子育てを放棄し
ストレスから逃れようとする、若い母親の事件が
頻繁に伝えられる。

森林浴、海水浴、夏の日に思い切って自然の中に飛び込んで
汗を流し、心の毒素を洗い流すすべも必要だろう。

ドクダミの香り

梅雨の最後のあがきのように、雨の朝がつづく
玄関を開けると、湿っぽく蒸し暑い空気の流れの中に
きついドクダミ草の匂いが鼻をつく。
花は白く可憐であるのに。

今朝は気がぱっとしない年下の知人の葬儀の日である。
最近同年代の知人と会うのが、億劫になる、自分を写した
鏡を見るようで、たまらない感情に襲われる事がある。

年とともに衰えることは、自然の条理であるが心まで
しぼんだ姿を見るとき、やるせない思いが広がる
自分は違うと思いつつも、ショックである。

だから若い人と話すのが好きである。エネルギーを沢山
もって、話しかけてくる、聞いているだけで
楽しくなる。自分にもそのような時期があったことを
思い出しながら、ついつい話の中に参加してしまう。

次世代の若者たちが、存分に活躍できる地域環境を整える
ため、衰え行く前に、少しでも貢献できればと
今朝も思う。

企業撤退による地域産業の痛手

長井、飯豊の東芝系企業の完全撤退が報じられている
地域経済に及ぼす影響は、小さくない。

雇用や商店、飲食業、下請け製造業その波紋はあらゆる
方向に広がっている。メーカーは海外展開を余儀なくされ
聞くところによると、生産拠点を国内二割、海外八割の
比率で、此処に来て急激にその方向性に向かって
推移している。

地域内景況の情況は下降ぎみ。受注量の減少が顕著に
表われてきていて、このままだと来年の新卒雇用に大きく
影響を及ぼすことが懸念されそうである。

荒廃

地震、津波、放射能、大雨、政治、いじめ、近年の国内は
様々の要因の中で、国土はおろか人心の荒廃が著しく
顕著に現れてきてる気がする。

通常のハイリターンーを満喫している人たちにとって、
リスク発生時には、責任回避に終始することが多い
「想定外」「経験した事のない・・・」
「それが原因だと思わない」

この世に存在する期間は、無限ではなく地位も、財産も
一時的にお借りしているものであるから、もう少し潔い
生き方を構築していったらどうかと思う。

日本国のヒーローの潜在能力を持っている人達は沢山
いるのに、既得権を持つと能力が衰えてきても離そうとせず
それらの若芽を摘み取ろうとする。

昭和32年度長井中学校卒ふたば会 同級会

昨日7月11日~今日12日にかけて、赤湯温泉丹泉ホテルにて
出席者66名に恩師2名を、お迎えして開かれました。

恩師 菊池美代子先生現在九十歳。奥山 利夫先生八十歳。
我々も古希を迎えての、同級会いずれも元気一杯の近況で
大変楽しいひと時を、過ごしてきました。

まずは、来年も開けることを念じて各々が思いを深くして
帰られたことと思います。