HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

海外への生産設備移送が活発

国内向け装置の受注が、極端に減少している
問い合わせの内容が、ほとんど東南アジア向け大変な状況に
なってきている。部品生産やユニット生産の多くが海外生産に
移行する早さが、大手メーカーで急速に早まっている現実を
国の舵取りをしている、政府の方々は認識しているのかはなはだ
疑問に思うこのごろである。

FTAにしろTPPにしろ説明不足のためか、有権者の反発を
恐れて玉虫色の発言を繰り返している候補者の皆さん。
"資源の小国"日本にとって貿易立国で行かなければ、エネルギー
ひとつにしても、外貨を取得しなければ買えない。

電力も、交通手段も、国の防衛も、農業もエネルギーの輸入なくして
一歩も動かないであろう。工業製品の輸出を活発にして外貨を取得
することで、国民の生活も成り立つことを忘れている感じがする。
まさか農業も、牛、馬の力で田畑を耕すわけには行かないであろうし
食肉の生産も、餌の海外からの購買なくして生産できることも
できない。

日本における資源は人材と長年積み重ねてきた
技術力、開発力しかないのである。もし国内資源のみで生活しようと
するならば、鎖国時代の江戸時代初期の人口しか生きられないで
あろうと思われる。

勝手の高度成長期を経験している、われわれも夢をもう一度と
云うわけには行かない、グローバルな時代であり、一国だけの
思惑で、自立できる時代の終焉を迎えていることは確かである。

子供や孫たちのため、各国との妥協も視野に入れながら"中成長"
だけは、死守しなければならない時代を認識するのが大人の役目と
思われる。

保身のみで動く候補者達

国民の比例票で、所属党より当選した議員たちが任期中、ろくな実績
もなく、国民から見放されほうになると衣装(党)を変えて
立候補。国民を馬鹿にするなといいたい。それほど国民は馬鹿でない
たくさんの党乱立の中で、表現は違うが大なり小なり政策の
中身は、突き詰めてみるとそんなに大きな違いはないが、政策を
実行できるか、できないかの実力の問題であろう。

国全体が衰退の方向に、向かっているとき国民に甘言を言う
候補者は信用できないし、全体の国の流れを勉強してない候補者も
多く、一部の政策だけを取り上げて現場も知らないでとうとうと
持論を述べる。浅はかな候補者も多い。

農業、工業、商業、観光等の産業経済活性と、外交、教育、自衛、福祉
等国民の生き方への政策、を全体的に加味しての政策を考えて
国民に、甘言だけでなく苦言も甘受するよう説得する
候補者が、少ない。

地方にとっては、今産業構造の大きな変化の中で苦しんでいる。
ユーロー圏のある国のように、国全体の借金で倒産の憂き目に
なる中、それでも国民が既得権益を離さず、国が滅びようとして
いる中、日本はそんな風になってはいけない。

耐えるときは耐え、忍ぶときは忍び健全な国の方向性を示唆する
候補者を選択していかなければならない。

散り行く様の美しさ





周りの落葉の中で、もういくばくもないであろう、もみじの落葉
葉を落とし、冬季の本体の生存にそなえる時期の中で、
社屋敷地で、ここん奮闘その紅色を必死で保っている。

春は桜の花、晩秋はもみじの紅葉
散り行く様の最後の装いの美しさに、無常の感動を覚える。

岩手県からお客様来社

最近取引が始まった、岩手県のお客様生産技術部の次長、主任の
お二人が工場視察に見えられた。

受注は決定しているが今後の継続発注のための、
視察と聞き取り調査が主目的の様らしい。

中々好感の持てる人物のようで、初対面でありましたが
私とは、馬が合いそう。社長にはがっちりと食い込んでもらいたいし
うまくいけば、地域全般にも仕事を流せるようになるかもしれない。

今回の発注は、品質と技量を見るためのためし発注の要素が
大きいようであるため、しっかり頑張るよう、担当部署には
指示を大にしている。

西山に降雪




今日は久しぶりの晴れ
気温は長井市平均で、午前11時現在8度
社屋(北緯38°6′40″東経140°0′50″)より眺めた西山
頂に積雪が見られた。