HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

元横綱大鵬の逝去に思う

同年代の元横綱大鵬の 納谷幸喜さんの逝去に悲しみを深くする。
同じ年代の、貧しい少年時代を納豆売りや、新聞配達をして母を支えたという
自分の身に重ねての、心の支えで頑張れた人生の中、人生のヒーローが
又一人逝ってしまった。

彼のまっすぐで優しい生き方によき昭和の時代を懐かしく思う。
豊か過ぎる現代の中で育つ若者たちの間で、人に対する優しさや思いやりの
欠如、いじめや暴力の蔓延する事例を目にするたび、豊かさと、貧しさ
を比べてみたとき、どちらの環境で少年時代を過ごしたほうが、後々の
生き方に、よき結果をもたらすかは、考え方によるでしょうが、
私にとっては、貧しさや苦労の中でこそ、心の成長が促される気がします。

昭和のヒーロー元横綱"大鵬"に、合掌。



映画「東京家族」を見に行く

妻に誘われ、山田洋次監督の「東京家族」を米沢のマイカルに見に行く
山田洋次81本目の監督作。映画監督生活50周年を機に、名匠・小津安二郎の
「東京物語」(1953)にオマージュをささげた家族ドラマ。

瀬戸内海の小さな島に暮らす平山周吉と妻のとみこは、子どもたちに会うために
東京へやってくる。品川駅に迎えにくるはずの次男・昌次は間違って
東京駅に行ってしまい、周平はタクシーを拾って、一足先に郊外で開業医を営む
長男・幸一の家にたどり着く。

すれ違った周平も遅れてやってきて家族が集い、そろって食卓を囲む
「東京物語」の舞台を現代に移し、老夫婦と子どもたちの姿を通じて、
家族の絆と喪失、夫婦や親子、老いや死についての問いかけを描いている。

橋爪功演ずる平山周吉と妻とみこを演ずる吉行和子の、私らと同年代の夫婦の
設定の中での、老いと死について深く感動させられ
久しぶりに山田洋二監督の世界を、堪能してまいりました。
橋爪功演ずる平山周吉のように、妻なき後自然体で一人生きることが
できるかどうか、はなはだ自信なく成らば妻より先に、逝きたいものである。

1月19日 大寒の前の日

週末を迎えて、今週の欠勤者が見白押、天候も積雪も最悪の一週間であった。
昨日の吹雪も激しく、今朝は風は強いが日が差し久しぶりに、青空を見る。
来客も一段落、来週の立会いに向けて今日は全員出勤日。

世界を見回すと、いつもどこかで人と人との殺し合い。国と国とのいざこざの
中で、武器を使用しての打ち合いが、どこかで毎日のように起きている。
平和と云う文字が、ごく一部のところでしか通用しない時代。
改めて、日本と言う国を見直してみる。世界の中で一番長く安定して
王家が存在しているのが、日本だよと長男が言う。

歴史では、様々な政治の争いごとが続いていたが、天皇家だけはいつの時代も
滅びることなく、続いてきた。言われてみればフランス革命、ロシヤ革命
4000年の歴史の中国でさえ、何回も王家は変わっている。
日本の天皇家は、形は変わってきても現在まで一度も遺伝子を、絶つことなく
現在に至っている。単一民族の連帯の強さを感じる。

頭蓋骨レントゲン

顔の腫れがひどく、歯茎も腫れ痛みがひどくなる妻に促され、置賜総合病院
の口腔外科に行く。レントゲンを何箇所も採ってもらい検査の結果
骨折やひびもなく、痛いのは打撲のせいと言われ、一週間もすれば腫れも引く。
と言われ、ほっとする。

帰還して、その足で会社に出勤、来客の対応に立ち回っている。
気持ちしだいで、痛さも忘れる。景況も気分しだいで円も90円まで下がり
ひょっとすると、ひょっとして、今年の設備投資は内外共に、V字型に
伸びるかもしれない。そんな情報が来客よりもたらされると、うれしくなる。

会議所新年会欠席

毎年欠かしたこともない出席。今年は二日前に転んで顔面打撲
前歯を折ってしまい、出席不可能となる。

我ながら情けない。年だとは思いたくないが体力の衰えは、認識しなくては
と思って、酒飲みも多少控えるべきかなと反省の日々を送っている。
会社にはマスクで、口元をかくし腫れと痛みの取れるまで我慢。