HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

裏腹な地域景況

昨日の終値株価15000円突破、今日の紙面トップで文字が踊る。
車関係メーカーの増益が、次々と報じられている、昨今の報道内容であるが
それらの下請け中小企業の現況は、前年度対比でも受注量が減少、なおかつ
価格削減を余儀なくされ、円安や株価の上昇とは裏腹に景況悪化が静かに
浸透してる現況である。週4日稼動でシャーリングを余儀なくされている
企業も少なくない。

設備投資も改造や修理等に限られ、新規設備の計画も大幅に先延ばしの
雰囲気で、推移しているのが現況の様であり、製造業にとってはいたく厳しい
初夏の季節となっている。

其のうえ電気代の値上げ、ガソリンの値上げ、材料や工具等の値上げ予備軍に
攻められ、尚且つ復興増税や来年度の消費税増税を控え、景況の上昇を狙っての
インフレ政策に、国内90%以上を占める中小企業への施策をどう思っているのか
少々疑問を感じる5月であります。

五月15日 夏日の長井市

昼食後、ちょつとうとうとしあわてて、会社に向かう
昼時は自宅に、かえって食事を取るため日によって、一時過ぎになるときも
あるが、今日はついつい30分近くもタイムオーバー。

あわてて車を走らせて、会社に戻る。フロントガラス越しの太陽が
ぎらぎらと、熱い携帯の長井市の気温情報をみると、24度の気温を
伝えていた。
まだ五月中と云うのに、例年の梅雨明けのような外気である。

海棠の花見ごろ

会社敷地の花海棠が、今年も満開。
四季の花の中でも、もっとも美しい花の一つといわれてる、バラ科りんご属
の花、中国原産。
花言葉は「温和」「美人の眠り」「妖艶」「艶麗」
中国の今の現状とは、イメージが大分違いますね。





今呉越同舟を行うべきでないだろうか

長井市の指針とそれに相反する市議団との確執が、此処何回かの議会開催で
見られている様です。今年は市議会議長の改選、商工会議所の役員改選
観光協会の役員改選、様々な公的あるいは団体のリーダー達の改選が
目白押しと成っている。

それら団体における、内部での意見の対立は多かれ少なかれあるのは
常であるが、リーダー達はそれをどう調整して計画なり、事業を地域住民や
企業活性化に一番ベターな道を、推進していく責務がある。
今景況の表舞台の表情とは裏腹に、円安、株高の副作用が地方の商業、工業
農業の経営に、じわじわと不安感とマイナス要因を投げかけてきてるのは
事実であろうと、思われます。

そんな状況の長井市を見るとき、意見の対立はそれとして各業界、市民の代表
の市議の方々も、会派や個人的思惑で行動するのは責務の放棄であろうと
考える。行政、会議所、各業界のリーダー達は地域活性化の中で、市民主権
の原点を考えるとき、多少の意見の違いや思惑の違いはそれとして
"呉越同舟"地域活性化による市民の昂揚を促す方向へ向かう舟に、みんなで
乗ることをしょうではないかと、今心より提言したい。

5月13日今日もいい天気

皐月晴れのいい天気が続き、心地よい朝の中で月曜日の出勤を迎える。
忙しくも無く、ゆったりとした週の仕事始めであります。

明日からは出張も続き、営業もかねてお客様との対話を重ねる予定に
なっており円安、株高の影響が我々まで影響するのは、まだまだ先のように、
思われるが、対顧客先の情報収集が、此の時期非常に大切になってくる。

地域では、農家の方々の農繁期が始まり田んぼへの水入れや、代掻きが始まり
もうすぐ田植えの仕事が、あちこちで見られるようになる。
改めて、季節の移り変わりの速さを感じるこの頃であり、春夏秋冬をはっきり
感じながら、生活できる、この地域のすばらしさに喝采です。