HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

いよいよ盆休み

今年は、11日~18日まで八日間の何時もの年より、若干長い。
仕事人間で、無趣味の私にとっては、墓参りや親族との付き合い行事を
含めても、もてあます時間がたっぷりであります。

東北地方も梅雨明け、太陽の上昇と共に気温もぐんぐん上昇の感じ
からっとした夏の日が、ようやく感じられ、本格的な夏の訪れである。
油蝉のせわしない鳴き声や、みんみん蝉の甲高い声が、勢いをつけて、
夏の日を演出する。今日は立秋。

遅すぎた梅雨明けに、もう残暑見舞いの季語をつづってのお伺いの便りの
時期。季節の移ろいの早さに、しばし戸惑う今日この頃であります。

大企業設備投資10%増の計画?

前年度比、国内設備投資を製造業、並びに非製造業とも10%増の
計画であると、日本政策投資銀行の調査結果を5日発表したと、8月6日付け
読売新聞一面に記載されていた。

確かに小物件については、県外顧客よりの問い合わせは増えているが
契約に結びつくまでには至っていないのが現状のようです。
設備計画が実施に移るのには、現政権が唱えている設備減税なり、法人税減税
が、本格的に決定されるのを顧客各社が待って、発注まで様子見をしている
様にも思える。

予想より大分発注が遅れているのは間違いなく、当初9月ごろからの
設備受注の上昇をもくろんでいたが、どうも10 月以降に
づれ込む状況も見られる。
地方経済の景況上昇に、浸透してくるのも来年の消費税アップを睨んで
微妙な雰囲気な昨今であろう。

日本の海を守る

8月4日酒田港に入港、海上自衛隊護衛艦 "すずなみ"の雄姿
梅雨明けの海に、映える美しさにしばし見とれる。




同年創業の友人

今から40数年前、勤務先を退職して独立ちっちゃな工場を立ち上げ
創業を開始した、友人の会社を数年ぶりに訪問してみた。
頭は白いものが混在していたが、ニコニコと元気そのもので接してくれた。
「どう忙しいか」と月並みな言葉で挨拶すると「なんとかやっているよ」
とこれまた月並みな言葉が帰ってくる。

工場内を見せてもらい一時間くらい、親交を深める。彼の工場内驚くほど
様々な合理化と、環境設備の整備で24時間稼動を行っているという。
若い女の子が、数名製造機械を扱っており創業時と比べると、月とすっぽん
程の快適な工場環境の中で、生産活動を行っていた。

彼は私より若干若いのであるが、比べてみると気力も考えもどう見ても
40代くらいにしか見えないくらい元気でした。
四、五十名位の社員を抱え「あなたと比べ、跡取りがいないから若さを
保たないと、成らないしどこまで頑張られるかわからないが、一生現役だよね」
と、笑っていました。

私など仕事に対して、まだまだ考えが甘いなぁー、最近ちょっと楽しすぎ
と、つくづく思いながら車のハンドルを握っていました。

孫のお願い

夏休みに入った、小学生の孫、午前中其の日宿題予定が終わると、友達との
遊ぶ予定の電話確認が、毎日のようにかかってくる。
今日は雨のため、プールは無しでお互いの自宅を訪問して遊ぶとか
晴れた日は、自転車でプールにいくとか毎日の交友関係を日程表をつけ
夏休みを有効に過ごしているみたいである。
上級生も含めての活発な友達関係を行っているみたいである。

「じいちゃん三日の日の花火大会、付き合ってね。友達と一緒に最後まで
見る約束してるから」あまり気が進まないが妻と二人で保護者役で
付き合うことにする。父親も母親も都合があるので、爺婆にお鉢が回ってくる
内心孫に頼まれれば、うれしいのに「しょうがない、付き合ってやるか」と
恩を売る。