HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

嵐の後の秋晴れ

西置賜地区への台風18号の影響も少なく過ぎ去り、今朝は秋晴れの快晴。
稲の実りが朝日に黄金色に輝き、収穫時をまじかに迎えている。

3連休をじっと、家の中で過ごし台風の通り過ぎるのを待ちのんびりと
過ごす。列島の被害の大きさをテレビ報道で見ながら、在籍する我地域の
環境に感謝の念と、被害地域の状況に心を痛める。





其の時に身一杯な初秋の野草

何も足さない、何も引かないそのままの姿に、しばし見とれる。
人もそう生きたいと思う。











こおろぎの声を聞きながら一服

外灯がまばらな、自宅玄関脇の道路、時々行きかう車のヘッドライトの
光を浴びないと、真っ黒な闇が稲穂のたれる田んぼを包んでいる。

肌寒さを感じる、蛍族の夕食後の煙草の煙が薄明かりの闇の中を昇っていく。
足元の草薮からのこおろぎの、声に送られて。
やめられませんね、喫煙。

法人会理事会と工業部会総会

9月10日タスホテルにて、開かれる。
公益社団法人になって、ますますその重要生と運営の厳しさが増している。
其の日同時刻に、商工会議所工業部会総会も開かれましたが、会議所内の
連絡網不足か、日程調整に不備あり。
工業部会のほうは、参加人数の減少がはなはだしかったと聞く。

海賊とよばれた男




今大変面白い本を読んでいる。
百田 尚樹原作の「海賊とよばれた男」太平洋戦争前から終戦、復興
GHQ占領化の中で、石油一筋に様々な国内組織と戦いながらひたすらに
消費者に中間業者を通さずに、直接商品をとどけつづけ、石油業界で
異質の経営を、成し遂げた男の物語である。

戦前から戦後、の日本の政治と産業の推移、各国と日本の位置づけ
政治家の思惑等が、誠にわかり又経営理念はこう在るべきだと、
考えさせられる本であり、ぜひ経営者の方々には読んでもらいたい気がする。
私の半生が、彼が生きた人生に重なる時代背景があり、久しぶりに
いい本にめぐり合った。