HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

半日研修日

事務所照明のLED化(制御部担当)や製造現場の床塗装(製造部担当)
社内整備を今日の研修日に、一斉に行っている。
いよいよ連休日後、装置関連を含めて忙しくなる。

静かだった社内情勢も、設計を先頭に年末から年明けにかけて、納期との
戦いに向けての助走が始まる。
其の前に、社内環境をしっかりと整備しトラブルなく進めるようとの社長
指示である。

ようやく車関係の設備投資が、東南アジアの日系企業から始まった
国内企業においても、今年度末に向けて一斉に発注が出てくるようである。
ようやくアベノミクスの、"ものづくり"中小企業や地方への浸透が
大分遅れましたが、ようやく始まったように思われる。なまりきった社内体力を
どう鍛え直すか、それには環境からと云うのが、社長の思惑らしい。

重なる長井市の行事

10月19日金曜日の長井産業フェアの、最終打ち合わせがタスで開かれました。
市、地場産、商工会議所からの実行委員で、委員達の役割分担等再確認
をしました。

しかしながら、もともと10月の月は地元行事が多いのですが
長井産業フェア当時は、山形鉄道100年行事、長井工業高校大文化祭等
その他全ての行事が重なり、集客数の分散により例年並みの集客数はかなり
難しい感じがします。これらの同じ地域内でばらばらに予定を立てる事
いかがなものと考えられます。

すべてが行政が絡むこと、毎年の事ながら連絡を取り合って調整をすべき
だろうと、思います。高々三万弱の人口の中で、一つ一つ集中できる
行事の中で、市民の盛り上がりを一にする方策も、次年度より計画してほしい
ものと思いますがいかがでしょう。

未練夏の日が続く

季節はもうすっかり秋の深まりの時期、一部の地域では白鳥の飛来が
報じられている中、気温だけは夏日を思わせる状況が続いている。
夕べも寝苦しい気温の中で、薄手の毛布さえ足で、けとばしていた。

マツタケも今年は豊作といわれながら、産地の業者に言わせるともう一雨
ほしいと話していた。野菜類も其のせいか何時もの年より、この時期としては
値段が高い。気温、雨、日差しうまくバランスが取れないと、暦なりの
季節間を味わう、風流を感じることができないこの頃である。

台風も予想された影響が此の地区にはなく、静かな青空の朝を迎えている
今日も気温は、上がりそうである。

地方景況の分岐点

円も97円前後、株価平均も14000前後で、落ち着いた現状。
全般的に景況の静かな上昇が、報道される中TPP交渉も速度は、遅いながら
確実に進んでいるように、思える。
現政権の大きな政策、消費税アップもTPP、進行も考えて見れば
野田前政権が、党の弱体と政権明け渡しと云う大きな犠牲を払って、
決定したものを、現在の安部政権の基本政策になっているともいえる。

そんな中で、公共事業の分野での景況はうなぎのぼりの状況を示しているが
国内基幹産業の"ものづくり"部門に関しては、ぱっとしない状況が続いて
来ています。特にこの分野は中小の企業数が地方にも大きな裾野を持ち
兼業農家の雇用を引き受け、いわば地方農家を支えながら、各種の社会保険
の企業負担に、喘げながらの雇用である。

地方における"ものづくり"産業の景況もアベノミクスの浸透が、大分遅れて
いますが、そろそろ此の10月~11月が、助走に向かう分岐点になる
雰囲気になりそうな感じがしてきています。来年3月までの納期を鑑みての
設備見積もりや、設備改造等の引き合いが、急激に増えてきている。
しかし中々受注には、結びつかないが各社揃って時間だけは空けといてね
と、言われるらしい。決まる前に言われても中々難しいのが予定である。

なんとなく歌を詠む

"じいじいと、走りて膝にしがみ付く、外孫きたり赤とんぼ舞う"

"二つ三つ、ようやく付けた、かりんの実、夕日に映えて黄金の香り"

"若者の、目の輝きに、引き込まれ、身を乗り出して、相槌を打つ"