HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

年明けの受注営業に師走を駆ける

今日も専務、仙台のメーカーに打ち合わせの予定。
この月県外打ち合わせが、多く手分けして出かける日が重なる。

製造業における設備投資は、リーマンショック依頼、減少の一途を辿っており
リーマン前と比べると、一時は国内で七割近くも減ってしまいましたが
現況でもようやく、五割程度まで戻した程度である。昨日あたりの紙面では

国内4ヶ月連続上昇となっているが、事製造業に関しては投資は、今も
落ち続け、何時とまり上昇に転ずるか解らない状況である。かろうじて
海外の引き合いで、細々生きている状況が続いているともいえる。

あっという間に基の生活に戻る

退院してまだ五日目と云うのに、大分日にちが過ぎたように感じ、
入院前の仕事人間に、あっという間に、戻ってしまった。

食品会社の社長をしている同級生が、会社に見舞いにきてくれた。
同級生だと、何かに付けて話が分かり合える。70も過ぎて現役でいる同級生は
かなり少ないし、そのうえ地域団体でボランティア的、役職を引き受けているのも
少ない。

そんなわけで仕事上で息子への事業継承の時期や、自己の健康管理には
お互い、すごく気を使ってきてた。
そんな折私が入院したことでかなり心配してもらい、
改めて同年代の心使いに心が和む。
ついつい長時間引止め、自己の健康やらその他で話し込んでしまった。

積雪前の冬の朝




地面一杯に欅のわくらばが、そこ此処に積み上げられている
濃い靄の中に、朝日が幻燈の光を放ちながらあがってくる。
そんな情景が、寂しさの中でなぜか心を落ち着かせる。
「さあ今日も頑張って生きよう」

ASEANとのつながり

今月15日から1週間、インドネシァにスーパーバイザーとして、若手社員が
出張する予定である。これが終わると2月に又1週間ほど同じところに出張で
ある。主にソフト関連の改造が仕事内容である。
今年は、日本とASEAN友好協力40周年にあたるそうである。

ASEAN加盟国. 10カ国の中で、タイ · インドネシア · ベトナム の三カ国が、特に弊社との関連があり
進出日本企業の現地工場に、生産設備の一端を納めている。
"ものづくり"を営む、国内企業でこれらASEAN加盟国を無視しての経営は
もう成り立たない状況を、迎えていていかに仲良く、共に未来を築くことに
していかないと、国内"ものづくり"の崩壊は、明らかになるような気がして
成らない。

次世代の"ものづくり"人は、どんどんと機会を作って、ASEAN加盟国を訪問し
国際感覚と、彼ら現地の若い熱気と意気込みを、おすそ分けしてもらう事も
国内"ものづくり"産業を支える基盤となるかも知れない。

読書三昧の近況

最近本屋に足を運ぶことが多くなり、色々な書籍を読み漁っている。
一ヶ月三冊位のペースで、ジャンルは決めず手に触れた書籍を選択している
作家はどうしても、年代になるべく近い人のものを、つい選んでしまう。
最近の面白かった本である。