HOME > 創業者の記憶 ~吉田功~

なごり雪




三月五日此処長井市は、現在(8時半)外気温度3度、ボタン雪が降り続け
昨日までの乾いた道路も、一面のぐしゃぐしゃの積雪で行きかう車は
びしゃびしゃと、しぶきを巻きながら走っている。

雪国の遅い春を目の前にして、冬将軍が名残雪の涙を流しながら正に最後の
抵抗を試みる。この情景も春を迎える一服の絵の趣がある。

気ぜわしい3月

生産の遅れ、社員の体調不良忙しさの中で人員のやりくりが、難しい。
雪解けの季節の中で、何もかも一度に忙しさが訪れ右往左往の日々が続く。

残業も目一杯にお願いしながら、社員には苦労を掛けているがこんなことは
年に一度くらいしかない。特に目の前に消費税アップを抱えて、顧客からの
納期がいとも厳しさを迫られる。

何とか乗り切るため私なども"猫の手"になって、毎日を駆けずり回る。
さあ、今日も頑張るぞ。

お墓の残雪をつっつく

二週連続土曜出勤です。
私もついつい出勤しています。あんまり手助けにはならないかもしれないが
設計からあがってくる図面の、加工工程など眺めて助言の注釈など書き入れている
外作依頼の時参考になるように。

顧客よりの電話も無く、社員も落ち着いて仕事をやっているよう。
三月を迎えいよいよ春の訪れ、今日は母の命日妻はしっかり覚えていて
シャベルを持参で、墓掃除に出かけるといってました。残雪をつついて
少しでも早く周りの積雪がなくなるように、心がけているようです。

来客万来

社内業務の中で来客応対は、私の業務となっておりますが、此処一週間の
来客数は今までに無い、多さであります。

様々な用件での来客、時としてブログを書いたり書籍を読んだりの時間も
無いくらい応対で忙しい。ちょっと疲れ気味だが充実感と人と話すことの
楽しみを、謳歌している。

まだまだ会社での必要性を感じて、現役当時と同等に勤務を続けている。
遅くまで残業を続けている社長以下の社員を見るとき、頼もしくもあり
体は大丈夫かななどと、つい会長としてで無く親として心配してしまう。

夢は生きる事の栄養剤

最近の一部の若者たちの理解できない事件への、関与の中で無気力感や
家庭への不満、恵まれた環境なのに生きることに、希望を失い自暴自棄の
中で、他人を理由も無く傷つける事件が多発している。

あるいは何かを望もうとしても、それには夢が付随してなく一時的要求の中で
埋没する場合も多い。夢を持ち続ける忍耐がとても希薄に成っている気がする
リスクと冒険を行う意思が薄れ、ただ悪戯に時を消費している生き方をやめ様

命尽きるまで夢を持ち続け、冒険心とリスクを厭わない生き方を続ける事に
より、いつか夢はかなう。叶ったら次の夢を持つことにしよう。
夢は生きる力を生み、人生の栄養剤ともいえる活力を生み出してくれる。